大人の隠れ家・美月庵さん
竹蔵龍のお取引先が増えました^^。明日11月19日にオープンする、浅草美月庵さんです。実はずいぶん前にお話をいただいて、ひっそり進めていたのです。オープンも間近ということでお品とブックをお納め、そして庵主の美月さんとも初のご対面となりました。内装奮闘中にお邪魔してきましたが、素敵な着物はもちろんのこと、三味線や昔の火鉢が置いてあったりしてワクワクしますね。照明が入ったら浮世絵の背景のような雰囲気になるんだろうなー。まだ台紙だけの額には着姿の素晴らしい美人画が入るそうで、私の一番の楽しみ! 玄関を入ると月と桜のタペストリーがお出迎え。初めてナマで見た紅花紬、美しかった~。さて。いったいどんなお店なのかと申しますと、着物屋さんでも飲食店でもないんですね^^。一言でいうなら「隠れ家」、サロン的なお店でしょうか。かといって、知った仲間ばかり集めて…というコンセプトではなく、お茶やお酒をいただいたり、着物を見ながらの着物談義などなど、ふらっと来た人が自由に楽しめる場所になるようです。美月さん曰く、知らない同士で情報交換できたらいいなとのこと。半襟をたっぷり見せるにはどうするかとか、悉皆のことだとか、そんな話が自然派生するような場所にしたいのだそう。浅草には落ち着く喫茶店もないでしょ?、ともおっしゃってました。ことの始まりはと言えば、突然美月さんからメールが届いたのです。ここをご覧になって「お品を置いていただけませんか?」と。まさかブログからオファーをいただけると思っていませんでしたから、仰天しつつも嬉々としてお返事を差し上げました。美月さんのメールは始終やわらかな雰囲気で、でもこんなにアクティブ、お目にかかるのをとても楽しみにしていました。小僧の私が言うのもなんですがとても女らしくて可愛い方なんですよ。今回、作業中に無理やり都合をつけていただいたことで、メールに「ジーンズでお会いするのは勇気がいるわ」なんて書いてあって。いざ伺ったらジーンズではなくピンクのスーツでした^^。江戸っ子とおっしゃる美月さん、気さくで歯切れはよいですが非常にソフトな雰囲気を持った方。こんな方が迎えてくれるのですから、ふらっと一人で遊びに行っても大丈夫!着物のレンタル&着付けもなさる予定ですので、服で行って着替えてぶらぶら浅草巡りなんていうのもよいですね。上質な着物が飾ってある勉強&眼福の空間^^。浅草へお越しの際は、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。