「むいむい、来るよー。」
少し前の事だが、れんりがデッキで外にでたいと泣いていると開いていた窓から大きな虫が、入ってきた。思わず、「ぎゃー。」と声をあげてしまった。その虫は、大きな足長蜘蛛とムカデを合わせたような形で、こんなんどないすんのん?状態であった。でも、入り口で阻止しないと何処に行くかわからない。大急ぎで、虫取りあみを持ってきて、庭のごみ袋の中に退治。その様子を見ていたれんりは、虫が恐くなってしまった。「むいむい、来るよ。」と言うと、「いや~。」と言って、助けを求めに来る。歯磨きも「お口の中のむいむい、取ろうね。」と言うと、歯磨きも素直にさせてくれる。脅して、何かをさせるのは、よくないと解っていても、こんなに効くのかと思うとついつい、言ってしまう。「むいむい、来るよー。」と…。