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任逍遙 -ren xiao yao- 中国POP's探索之路

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2009年07月13日
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カテゴリ:一般的故事
2軒目の店は、彼女がいる店、2FのL美ママの店、

たった1階ですが、エレベーターを使って2階に向かいます。
店に入ろうとしたとき、階段で上がってきた他のの3人組の客と鉢合わせ、お先にどうぞと言う小生に対して、ドアを開けながら、
「どうぞ、どうぞ、社長が先に!社長が入らないと始まりませんから!」
と、茶化すように言われてちょっとムカつきますが、酔っ払い相手にムカついてもしかたないので、とっとと店に入ります。

店に入ると、彼女はすぐに小生たちをみつけてやってきます。
「あ~ン、遅かったね!今日は2人?一緒なの?」
と、小生の後ろのUくんを見つけて、いつものカウンターでなくボックス席に。
この時間で、空いているボックス席はたった2席、Uくんもびっくりしながら、
「ここだけは不景気って言葉ないですね・・・」と感心しています。

確かに、この店はいつも混んでいるけれど、週末の混み具合は本当に異常です。
これも、L美ママの人柄が良すぎるのが理由のひとつだと思っています。

彼女は、Uくんと小生の間に座ります。乾杯がすんで彼女が思い出したように、
「CD持ってきた?」と切り出しました。
「はい、これ…」と2枚のCDを渡します。
1枚は彼女が歌えるように覚えてもらう情歌対唱を選めたCD、もう1枚はなぜか、マイケル・ジャクソンのCDです。
「ありがとう(w)、練習しなきゃね!」と言って彼女はドレスルームにもって行きます。
彼女が席をはずしている間に、別の女の子、福建省出身の子が小生たちの席に付きます。
実は、彼女はこの子が大嫌い、なぜなら、彼女は上海の出身、つまり、ですから、現代においても呉越の不仲はつづいている感じです。

彼女が席に戻ってきてすぐに、歌を歌えと言います。ここは、まずはこの曲と日本の歌を選曲、ASKSの『伝わりますか』、それを見てUくん
「ちょうど時代ですか?」と、
そのとおり、ちょうどChage&飛鳥アリスってのが青春時代ど真ん中って感じです。
歌い終えると、次はUくん、またまた渋い曲を選んでます。Jay-Walkの『なにも言えなくて…夏』、でもこの曲、意外に盛り上がって一気に店はヒートアップ、気が付けばほぼ満席、カラオケもかなりの予約が入ってしまいました。小生たちの席についていた福建省出身の子も他の席に行きました。

次の曲を待っている間、小生は彼女に聞きました。
「いつこっちには戻ってくるの?」
彼女は、
「8月15日、もうちょっとしたら帰れるから、今、わくわくしてる」と、
今回は母親と姉夫婦の家族と蘇州に旅行に行くとか、かなり楽しみにしているようです。

曲が回ってきました。彼女がリクエストした曲、任賢齊の『心太軟』、そしてつづけて、前回歌えなかった齊秦の『懸崖』と歌います。

ここで、団体さん7名をつれてL美ママが出勤、同時にお約束のお引越し、席を移動します。移動と同時に彼女の指名を団体さんにとられちゃいました。代わりに付いたのがMomoちゃん、名前どおりの丸っこい子です。この子、若いだけあってか、良く歌を知っています。以前も小生が歌っている曲を「知ってる!」と言って横取りしてました。今回も席に付くなり「歌って!ねえ、歌って!」とせがみます。

Momoが知らない歌をと、張宇の『一言難尽』を歌います。実はこの歌をカラオケで歌うのは初めて、しかし、自分でもびっくり!上手く歌えました。
が、やはりMomoに邪魔されました。彼女曰く、
「この歌、かなり流行ったから知ってるよ!」と得意げに言います。

次はUくん山根康弘の『Get Along Together』を歌います。それを見てMomoは、
「中国語の歌は歌えないの?」と、それに答えて、
「今、練習中!」とかなり緊張もほぐれてきた様子です。

Uくんが歌い終えると、L美ママが挨拶に来ました。
「ふ~よん、ありがとう、お客様連れてきてくれて!」と言って、Uくんに、
「今日はごゆっくりしていってください。そしてまたご利用くださいね!」と、
この愛想の良さに騙されて小生も8年も通っています。

店はさらに混んで来ました。席が空くのを待つお客が入り口に数人並んでいます。そんな状態になるとけっこう気になってくる小生、時計を見ると0時少し前、そろそろ退散することにしました。なぜなら、0時過ぎると別料金ですから。

「帰る」と言うと彼女が飛んで戻ってきました。彼女は、
「帰るの?0時過ぎるとまたお金かかるからね!分かった、最後にこれ歌って」とリクエストしたのが、張信哲の『過火』、小生の最も得意な歌です。

歌い終えて、お勘定を済ませ外に出ます。エレベーターを使わず、階段で1階まで彼女L美ママが送ってくれます。今日はUくんも一緒ですから、お約束のエレベーターの中での、ピンクハートピンクハートはなしです。(w)

別れ際、小生は彼女に、
「気をつけて帰ってね!」と、それに対して彼女は、
「うん!戻ったら連絡する」と答えて別れます。

Uくんに、
「もう一軒行く?」と聞くと、
「いあや…」と、終電も間近ですし、駅まで向かいます。
















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最終更新日  2009年07月26日 18時41分52秒
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