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2009年09月12日
カテゴリ：C-POP男性歌手
中国語で『男朋友nan2 peng2you3』『女朋友nu:3 peng2you3』と言えば、単なる「男友達」「女友達」と言うことでなく「ボーイフレンド」「ガールフレンド」と言う意味で、いわゆる「友達以上、恋人未満」みたいな関係です。一方、本当に単なる「友達」と言う場合は『一般的朋友 yi1ban1de0 peng2you3』と言います。（以前、『普通的朋友』と言う曲を紹介しましたが、個人的には中国語でははじめて聞く言葉でした。）
日本でこの「友達」という言い方、特に男女の仲では考えようによっては、非常に微妙な距離のように感じます。よく、好きな人に想いを告白して「友達でいましょう」などと言われた場合など、まさに、そうに感じてしまいます。いっそう、「好きな人がいます」とか「付き合っている人がいます」と言われた方が、諦めもつくし、諦めきれない場合でも諦めざる得ない。けれど「友達でいましょう」などと言われたりすると、自分に対して恋愛感情的な好意はないにしても、嫌気はないということでしょうが、結局、友達以上になることもないという意味でもあります。本当に微妙な距離です。 職場のある女の子が、同僚の女の子のことを指して言いました。「女の人は結局、男の人にしか寄っていかないから」と、女性同士の「友達」も微妙な距離のようです。 さて、本日紹介の曲は、 黄品冠 Huang2 Pin3guan1 の 我以為 Wo3 yi3wei2 [僕は思っている] です。 この曲は2006年にリリースされた品冠の7枚目のアルバム『愛到無可救薬』と2009年6月にリリースされた最新アルバム『一切為了愛（新歌加精選）』に収録されています。思いの届かない彼女のことを想い続ける男性の心を歌った曲です。品冠の柔らかい声が歌詞の内容とマッチして包み込むような優しさを感じる曲です。 ＭＶの冒頭に「メリークリスマス！」と喚声を上げ、乾杯をする男女のシーンがあります。考えると、もうそんな時期になってきたんですね。  我以為/ 黄品冠 [ｲ尓]曾説不想有天譲我知道 [ｲ尓]対他有那麼好 [ｲ尓]説会[小董]我的失落 不是靠寛容 就能[句多]解脱 我以為 我出現的不候剛好 [ｲ尓]和他正説要分開 我以為 [ｲ尓]已対他不再期待 不縱容他再給[ｲ尓]傷害 我以為我的温柔 能給[ｲ尓]真的愉悦 我以為我能全力 填満[ｲ尓]感情缺口 專心陪在[ｲ尓]左右 弥補他一切的錯 也許我太過天真 以為奇跡会発生 我以為終究 [ｲ尓]会慢慢明白 他的心不在[ｲ尓]身上 我的関心 [ｲ尓]依然無動於衷 我的以為 只是我以為 我以為我的温柔 能給[ｲ尓]真的愉悦 我以為我能全力 填満[ｲ尓]感情缺口 專心陪在[ｲ尓]左右 弥補他一切的錯 也許我太過天真 以為奇跡会発生 他譲[ｲ尓]紅了眼[目匡] [ｲ尓]却還笑着原諒 原来[ｲ尓]早就想好 [ｲ尓]要留在誰身旁 我以為我[句多]堅強 却一天天地失望 少給我一点希望 希望就不是奢望 Uh・・・ 我以為我的温柔 能給[ｲ尓]真的愉悦 我以為我能全力 填満[ｲ尓]感情缺口 專心陪在[ｲ尓]左右 弥補他一切的錯 也許我太過天真 以為奇跡会発生 他譲[ｲ尓]紅了眼[目匡] [ｲ尓]却還笑着原諒 原来[ｲ尓]早就想好 [ｲ尓]要留在誰身旁 我以為我[句多]堅強 却輸得那[ﾛ尼]絶望 少給我一点希望 希望就不是奢望  僕は思っている/ビクター・ウォン君は言った 僕を分からせる日があるとは思わないと 君にとって彼はそんなにいいものなのですか 君は僕をいつか失くしてしまうことが分かってると言う それは寛容な訳ではなく むしろ束縛から逃れられること 僕は思っている 僕が現れたころがちょうど良かった 君と彼は別れるべきだとちょうど言っていた 僕は思っている 君はすでに二度と彼には期待などしないと 彼が君をまた傷つけることなど容易に許さない 僕は思っている 僕の優しさは君に本当の喜びをあげられると 僕は思っている 僕は君の心の欠けた部分を全力で埋められると 君だけを見つめて思うとおりに彼の間違いをすべて補うから 僕がもしもあまりに無邪気すぎるかもしれないけれど 奇跡はおきると思っているから 僕は最終的に 彼の心には君はいないということを 君がゆっくりと分かってくると思っている 僕が気に掛かることは 君がまったく無関心ということ 僕が思っていることは僕が思っているだけ 僕は思っている 僕の優しさは君に本当の喜びをあげられると 僕は思っている 僕は君の心の欠けた部分を全力で埋められると 君だけを見つめて思うとおりに彼の間違いをすべて補うから 僕がもしもあまりに無邪気すぎるかもしれないけれど 奇跡はおきると思っているから 彼は君の目頭を赤く染める けれど君はまだ笑って許してる 本当なら君は早く気づくはず 君は誰の側に留まっているのかを 僕は十分に強いけれど 毎日失望している（この絶望に負けそうだ） 僕が得られる希望は少なく その希望は十分じゃない   黄品冠【Huang2 Pin3guan1】/ビクター・ウォン1972年2月26日生まれ、マレーシア・クアラルンプール出身。1995年に王光良（マイケル・ウォン）とのユニット「無印良品」でマレーシアでデビュー。翌年、台湾へ進出。台湾でファーストアルバム『掌心（手のひら）』をリリースし、二人の優しい歌声は高い評価を受ける。その後、中華圏のトップレベルのユニットとして活躍。2000年、「無印良品」が解散。ベストアルバム『珍重無印良品（さようなら、無印良品）』でソロデビュー。 ソロデビュー後は、光良のヒットとは逆に、あまりパッとしない品冠だが、今も、コンサートやCM、チャリティー事業などで相変わらずの人気を誇っている。特に、デュエット曲においては数々の名曲を生んでいる。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2009年10月17日 00時02分56秒
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