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2011年08月20日
カテゴリ：C-POP男性歌手
まぁ、辛気臭い話はここまでにして...
故郷に帰ったのが10年振りならば、飛行機に乗ったのも10年ぶり。 以前は、飛行機に乗るとき出発ロビーのなかにある店で必ずビールをジョッキで一杯飲んで乗っていた。すると、気圧のせいもあるのか、ぐっすりと眠れて目が覚めたころ目的地につくというパターンでした。 しかし、一度だけこのパターンで大変な目にあったことがあります。 某地方の幹線空港、ターミナルビルの３Fには「おでん屋」があった。連れがどうしてもということであったためそこで一杯。ちょうど冬の時期、おでんをつまみに熱燗で始まった。 出発まで１時間ほど、最初は熱燗１本のつもりが連れの「大丈夫だから...」との言葉とほろ酔い気分からか「じゃもう1本！」と何度も...で、気がつくと出発時刻を過ぎているではないか！！ やばい....  飲みかけ、食べかけで勘定を済ませて出発ロビーに向かう。途中、館内放送が繰り返される。 全日空〇〇便にて東京へご出発の〇〇様、ご出発のお時間を過ぎております。お近くの全日空係員までご連絡ください。 どうやら、数十分前から呼ばれていた様子。２Fにある手荷物検査場に飛び込むと係員に別の入り口から案内され、ボディチェックもそこそこ、後は一番奥にある登場口まで係員とダッシュ！！ 途中、吐きそうになるのをこらえながら飛行機に飛び込んだ。 30分遅れの出発、原因は小生と連れのふたり.... ほかの乗客からの冷たい視線  ....寝れるどころでない、それどころかシートベルトサイン中からアテンダントを呼んで嘔吐袋のお代わりでした。さて、曲の紹介です。 ぶっきらぼうだけど...とくればこの人です。このブログ、6度目の登場です。 迪克牛仔 Di2ke4 Niu2zi3 の 三萬英尺 San1wan4 ying1chi3 [30000フィート] です。 「英語の尺」で「フィート（ft）」の意味です。でも、発音は「インチ」ってインチキな感じです。  「1フィート」は0.3048ｍらしいので30000ftは9144ｍ、約10000ｍってところでしょうか。余談ですが、1ftは12in（インチ）、また１/3yd（ヤード）らしいです。このftは、フット（foot）つまり足のサイズからできている身体尺です。曲に戻ります。別れの歌です。当然、30000フィートと言うくらいですから、飛行機にまつわる曲です。迪克牛仔といえばこのブログで何度か紹介しているようにカヴァー曲が売り物なのですが、オリジナル曲もかなりいいものが多く、今日のこの曲もそんななかのひとつです。特にサビの部分の『♪～遠離地面 快接近三萬英尺的距離....』のところなどは本当に空を駆け上がっていくような感じのメロディーで個人的に気に入っています。この曲は1999年リリースのアルバム『忘記我還是忘記他』ほかに収録されています。  三萬英尺/ 迪克牛仔爬昇 速度将我推向椅背 模糊的城市慢慢地飛出我的視線 呼吸 提醒我活着的証明 飛機正在抵抗地球 我正在抵抗? 遠離地面 快接近三萬英尺的距離 思念像粘着身体的引力 還拉着泪不停地往下滴 逃開了? 我躱在三萬英尺的雲底 毎一次穿過乱流的突襲 緊緊地靠在椅背上的我 以為 還擁?在懐里 回憶 像一直開着的機器 趁我不注意慢慢地清晰反覆播映 後悔 原来是這麼痛苦的 会変成稀薄的空気 会壓得?喘不過気 music 遠離地面 快接近三萬英尺的距離 思念像粘着身体的引力 還拉着泪不停地往下滴 逃開了? 我躱在三萬英尺的雲底 毎一次穿過乱流的突襲 緊緊地靠在椅背上的我 以為 還擁?在懐里 要飛向那裏 能飛向那裏 愚笨的問題 我浮在天空裏 自由的很無力 遠離地面 快接近三萬英尺的距離 思念像粘着身体的引力 還拉着泪不停地往下滴 逃開了? 我躱在三萬英尺的雲底 毎一次穿過乱流的突襲 緊緊地靠在椅背上的我 以為 還擁?在懐里  30000フィート/ディック・カウボーイ飛び立つ 加速して俺は背もたれに押し付けられる ぼやけた街がだんだんと俺の視線から消える 息をする 俺はまだ生きていると気づかせる 機体は今 地球の重力に逆らいながら飛び立つ 俺も今 おまえに逆らいながら飛び立つ 地上から遥か遠く 早くも30000フィートの高さに近づいている 想いだけは身体に引き寄せられ粘りついているよう 涙は長く尾を引いて流れ落ちることをやめない お前から逃げてゆく 俺は30000フィートの雲の底をよけて行く 突然襲ってくる乱気流をそのたび突破してく 俺はしっかりと背もたれに寄りかかりながら 心の中にはまだおまえを残してる 想い出は きっと機械を操作するようなもの 気を緩めるとゆっくりはっきりしてきてくりかえし現れる 後悔は もともとこのように苦痛なものさ 空気さえ希薄に変えて お前を息苦しくさせる どこに向かって飛んでゆくべきか どこに向かって飛んで行けるのか おろかな問いかけ 俺は大空の中にさまよっている 無力な自由さ   迪克牛仔【Di2ke4 Niu2zi3】/ディック・カウボーイ台湾高雄市出身、年齢は不詳。ニックネームは『老[父/多] Lao3Die1』。本名は、林進璋。高雄の実家はビリヤード屋で、朝から晩まで外国の音楽が流れる環境で育つ。高校時代にギターに興味を持ち、25歳の時に民歌レストランで歌い始め、後にパブのバンドでヴォーカルを担当。1993年にバンドDICK&COWBOYを結成、しかしバンドの存続は難しく、幾度もメンバーの交代や活動中止に追いやられる、現在のソロの形になっているが、そのまま芸名を『迪克牛仔』としている。得意な音楽ジャンルは"ブルース・ロック"だが、カヴァー曲が特徴。中華歌手のヒット曲を数々カヴァーしている。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2011年08月22日 02時03分49秒
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