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2012年06月23日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
2007年にバレエ音楽の宝庫と言われているデッカのカタログの中から
厳選された作品群が廉価盤として発売になったもの。

たまたま、佐々木大さん出演のMarcher-前へ!-を観に行った時のこと。
使われている曲の一部が、ミンクスのパキータからだった。
バレエのお稽古で耳にはしていたが、大ホールでオケでの曲を聴いて
すっかり魅せられてしまった。
そして、すぐに注文したのが、このデッカコレクション。音質もまずまず。
演奏は、リチャードボニング指揮 ロンドン交響楽団だった。
ゆったりと抒情的で、これぞバレエ音楽と言う印象。
さすがは、バレエを知り尽くしているボニングの演奏だ。

そして次に購入したのが、EMIからのもの。
ジョン・ランチベリー指揮 シドニー交響楽団。
アダージョ部分がボニングに比べ少しテンポが早く、音が粗い感じを受けたが
凝った(原作とは離れた?不思議な?)演出で
かわいらしい華やかさが感じられるものだった。
しかし実際には、この演奏でアダージョを踊るのはちょっと難しそうである。

最後は、ボリススパコフ指揮 ソフィア国立歌劇場管弦楽団 APPRICCIOから。
ボニングに聴きなれると、少し華やかさに欠ける感じだが
非常に丁寧な演奏で、踊りやすいように思う。
上にも述べている大好きなアダージョ部分は、テンポが他の2枚に比べてかなりゆったりめ。
これも、踊り手の事を考えて計算された演奏スピードなのかもしれない。
バレエを踊るためにはこのCDが一番お勧めかも。

パキータが縁でこのコレクションを一揃い注文してしまったが
バレエ音楽入門には非常にお勧めのシリーズだと思う。
私の”ロミジュリ”もはや6枚目に突入・・・だ。








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最終更新日  2012年06月23日 21時39分18秒
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