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カテゴリ:私のこと
自分ばかりがかわいそうだったなあ。息子の不登校の初期、泣いてばかりいた。
娘の小学校の交通当番で、朝旗を持って立っている時、登校して行く子を見ては 泣き、カウンセリングで学校に行った時グラウンドや廊下に居る子を見ては泣き 学校から友達と帰っている子を見ては泣き。。。毎日涙が出ない日は無かった。 きっと学校へ行けずに苦しんでいる息子より、自分の方がかわいそうでしかたが なかったのだと思います。 学校へ行けない子どもを持った自分が、なんだかなさけなくて、かわいそうで、 みじめでしかたなかったのかな? はっきり言って、その時は息子の気持ちを考える余裕がなかった。。。 彼が何を思い何を感じているのかより、いったいいつになったら学校へ行けるのか どうしたら学校へ行くのかばかりが気にかかっていたんです。 そして学校へ行かない息子に腹が立っていたんです。ひどい親でしたね。。。 子どもはよくわかっていますね。そんな私に息子は心をひらかなかった。 最初から答ありきで(自分の価値観で見て)、気持ちをわかろうともしてくれない親 家で息子がどんなふうに過ごしているか、何をしているかばかりが気になっている親 いつ学校へ行くのかいつ勉強を始めるのか、いつ寝るのかいつ風呂に入るのか、いつ ご飯を食べるのか、息子のすること、なすことばかりが気になっていました。 子どもを管理支配しようとしていたのかな。だから気持ちを言わなかったのかな? そしてそんな気持ちを行動で示していたと思います。 朝起きなかった。ものによく当たっていた。いつもイライラしていた。笑顔もなかった 無気力だった。おためしもあった。。。 私や夫が黙り始めて、息子の気持ちを感じたいと思い始めたら(全部は分かりませ んが、自分の価値観をひっこめたという感じかしら)彼はだんだんと穏やかになって きました。自分を尊重してもらえてると感じたのかしら? 昼夜逆転はしていたけど、学校へは行かなかったけど、私が作ったご飯を食べて、 「おいしい」とか「ありがとう」って言うようになった。「心は鏡だ」って思った。 でもまだ自分の本音を言うことはなかったように思います。 私は今度は苦しんでいるであろう息子の気持ちを思って、泣けてきました。 自分の想像にすぎないから、本当のところはわからないんだけど。。。 どこまでいっても涙が出るのね~そして自分の気持ちをおさめるのに時間がかかる んですよね~私は。同じところをぐるぐるしてしまいます(涙) でも子どもの前では泣かない。少しは強い親になれたのかな? そしてあのころのかわいそうな私のことを、「私も頑張っているのね。成長している のね」って思えるようになってきたかなあ~今の私。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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