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カテゴリ:感じたこと・知ったこと
少しは人様の参考になることもあるのかもしれないなあって最近思う時もあります。
もちろん不登校は様々で、人によって親子によって感じ方は違うのですけど。。。 「ああ生きていればなるようになっていくのかなあ」とか・・・これは自分の錯覚なの かしら~人ってどうも自分の経験を意味のあることに思いたいっていう心理が働く ようですね(笑)自分に甘いというか。。。私だけかな? 息子は中2で不登校になって、五月雨登校完全不登校を経て、その後全日制の高校に 進学しましたが、半年ほどで通えなくなり通信制の高校に転校しました。 全日制、通信制と書くこと自体こだわっているようで(高校に変わりはないし)嫌なの ですが、話を分かりやすくするためにあえて書きました。 本人は潜在意識では学校を拒否しているようでいて、学校に所属したいという気持ちも あり(そこが人間の心理の複雑なところで。。。)息子の場合友達と普通の高校生活を おくりたいという気持ちが、強かったように私は感じました。 それで家で過ごすことよりも、転校を選んだのだと思います。 私の気持ちのなかにもその時は息子に高校生活を楽しんでほしいという、淡い期待も ありました。今考えるとね。最初の一年ほどは部活もしていたし、そこそこ楽しい時も あったのかなあ?よくは分かりませんが。でも、大人でも子どもでも何事もやってみな いと分からないことばかりですよね。。。息子も自分の考えていたのとは違ったよう ですが、自分で選んだからかどうか最後までやり遂げることは出来ました。 そんなに出席日数のことをうるさく言われる学校ではないから、単位が取れる位に学校 に行き、試験レポートをクリアーしたので、なんとか卒業は出来るようです。 この2年の間本人なりに頑張ったと思います。先日卒業式の案内をいただきました。 ただ本人の希望を言えば出席したくないそうです。私はどちらでも本人の気持ちに任せ ています。「どうしても出席しなければならない」という自分の思い込みを外せば私も 楽に考えられるようになったと思います。もちろん一番は本人の気持ちの優先ですが。 世間一般の方の考え方からすれば「大変ね~」とか「考えられない」とか言われそうで すが、一般常識よりも、ここは家族の気持ちや平和を選びたいと考えています。 今のところごく普通に生活し、普通にご飯を食べ、普通に会話し普通に暮らしていると 思います。誰に迷惑をかけているわけでもなく。そもそも普通自体が分からなくなって きたのも正直なところです。息子の不登校以来いわゆる世間の常識よりも、自分の直感 や価値観を優先させてきました。自分に正直に。。。それがいいかどうかはわからない ですけどね。そうせざるを得なかったというか~ いったい何が書きたかったのでしょう?分からなくなってきましたが(笑) 不登校の初期は、何が正解とか、何をしたらいいのか、とか考えていて今も時々迷う こともあるのですが。。。渦中も今も子どものことを思って親が色々としてきたことは 必然であったと思います。子育ての失敗なんかじゃないです。家の場合も含めてそれ ぞれの親子にとって、必要な時間であったんじゃないかと。 自分が心地いい時間を過ごすことが、心を満たしてくれる。笑顔でいれる時間を増やす ことが幸せにつながっていく。子どもも大人も同じなのでしょうね。 まだまだ人生これからですものね~ちょっと偉そうに書いてみたくなりました 先日みた古いお雛様。ほんわかした味がありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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