|
カテゴリ:本のこと
最近ますます「自分はこう思う」ということが書けなくなってきたような気がします。 それは何が正解か分からなくなってきたから・・・人によって正解ってまちまちだし。 別に自分が書いていることが「正解」と思って書いてるつもりはないのですが。。。 ある人にとっては正解でも他の人にとっては正解じゃないってこともよくあるし。 そんな当たり前のことに、やっと気づいたという私です(笑) 今までの自分の生き方の基準が、あいまいだったからかなあって思います。自分より 人との比較や既存の価値観に従って「ねばならない」で生きてきた部分が多かったから 「多くの人がこう言うから」や「普通ならこう」(それがあってる時もあるのですが) というところからは、大分離れてきたようには思うのですが。。。どうしても変えられ ないところがまだ残っているのでしょうね。 「なるようになる」と頭では思っていても、答のない宙ぶらりんの状態が続くと不安に なってしまう。これも慣れなのかしらね~ 今までしごく常識的な生き方をしてきたからか、少し時間がかかりそうですね。 自分自身のことも客観視出来ているようでいて、まだ分かっていないところも多く あるのかな?と感じる毎日です。こうやってブログを書いていても自分でも思いがけ ないことを書くこともあるし。。。自分が思ってる自分という人間(自己評価)と、 本来の自分が一致してないというか、無意識のうちにしてることが多いというか。。。 少し前に図書館で借りてきた本なのですが、池谷裕二さんという脳科学者の方が書か れた本の中におもしろい記述がありました。 仕事をしたつもりになっている自分、でもやれていない自分。自分は空気が読め ていると思っている自分。でも読めていない自分ー自己評価についての勘違いは きっと誰にでもあるはずです。 やはりヒトという生き物は自分のことを自分では決して知りえないつくりになって いるようです。 だからこそ私は、よい経験を積んでよい「反射」をすることに専念する生き方を提案 しているのです。 これが脳を最大限に活用するための、1番の近道なのだと確信しているからです。 よい経験をしたら、あとは脳の自動的な反射に任せておくだけーこれほど前向きで 健全な生き方がほかにあるでしょうか。-中略ー ヒトの心がどれほど身体や環境に支配されているかに、私たちは普段鈍感になり がちです。身体性の議論を抜きにして人間の行動心理を語ることは難しいと考えます -中略ー楽しいから笑うのではなく笑うから楽しい。つまり笑顔という表情の出力 を通じて、その行動結果に見合った心理状態を脳が生み出すのです。やはり出力が 先です。 『脳には妙なクセがある』より 私は脳科学や心理のことはよく分かりませんが、よい経験を積むことが大切、そして 行動が心理に影響するということなのでしょうか。以前に信田さよ子さんの著書を 読んだ時に「気分を変えるのではなく行動を変える」と書かれていたのを思い出しま した。最初から正解を決めるのではなくまずは行動してみることが大事なんでしょうね それによって、正解も変化していくってことなのでしょうか~考えるよりまず動くと いうことなのかしら。 でも人によってまず考えて言葉にしてから腑に落としていくタイプと、まずは行動して みて腑に落としていくタイプがあるように思います。どちらがいい悪いじゃなくって。 私は多分前者のタイプですね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本のこと] カテゴリの最新記事
|