|
カテゴリ:本のこと
いらいらしているなあって、自分でも感じる時が最近ありました。
きっと体調も悪かったのでしょうね。 たまたま図書館で坂村真民さんの詩集『念ずれば花ひらく』を借りていたので パラパラとめくって読んでいたら、不思議と気持ちが落ち着きました。 言葉から湧き出る美しい魂にふれて、浄化されたような感じがしました。 いくつかノートに書き留めていたので、少し書いてみます。 ※念ずれば花ひらく 念ずれば花開く 苦しいとき母がいつも口にしていた このことばを わたしもいつのころからか となえるように なった そうしてそのたびに わたしの花がふしぎと ひとつひとつ ひらいていった ※今 大切なのは かつてでもなく これからでもない 一呼吸 一呼吸の 今である ※すべては光る 光る 光る すべては光る 光らないものは ひとつとしてない みずから 光らないものは 他から 光を受けて 光る ※初々しさ 初咲きの花の 初々しさ この一番大切なものを 失ってしまった わが心の悲しさ 年々歳々花は咲き 年々歳々嘆きを重ね ことしも初咲きの 花に見入る ※悟り 悟りとは 自分の花を 咲かせることだ どんなに小さい 花でもいい 誰のものでもない 独自の花を 咲かせることだ ※川 ひるは ひかりのなかを よるは やみのなかを ながれてゆく川 だから川は美しいのだ なぜなら この二面の世界に 執(しゅう)せず 着(じゃく)せず サラサラと 海に向かって ながれてゆくからだ ※本当の愛 本当の愛は タンポポの根のように強く タンポポの花のように美しい そして タンポポの穂のように四方に 幸せの輪を広げてゆく 私はやはりこのようなものを読みながら、ゆるゆると上がっていくのが性に合って いるように思います。ひと休みですね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本のこと] カテゴリの最新記事
|