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カテゴリ:私のこと
「しんどい」(これって方言ですか?)ってなかなか言えない自分。。。何でかな?
弱音を吐くことに抵抗があるのかしら?つい何でもないように我慢してしまうんです。 泣く時は泣くけど、あまりおおっぴらには泣かない。こっそりとなく。だから押し込め られた感情は、余計に強くなって、大きな塊のように心にのしかかってきます。 小さい頃は結構泣き虫でした。すぐ泣いてたような気がする。いつごろからかなあ? あまり人前では泣かなくなったような~何かを我慢すると必ずどこかにしわ寄せが きますよね。。。無理な我慢って体に悪いですよね。。。 息子の不登校は、私にとってはすごく辛い出来事でした。毎日辛くて辛くてしょうが なかったんです。その辛さの中身は色々な感情が複雑に入り混じっていて、一言では なかなか言い表せないんですけど、とにかく辛くて。。。泣きたかったんです。 そしてその辛さは表には出せなかった。息子の方がもっと辛いはずって思ったし、 辛さを見せることは、彼をもっと苦しめてしまうことになるから~ (でも見せてしまったこともありますが。。。) 押し込めて封じ込められた辛さは行き場を失ってしまいました。心の中に溜まって いき自分ではどうしようもなくなりました。だからカウンセリングで吐き出しました。 たまたま相性のいい先生に出会えたことは、幸せなことであったと思います。 実家の母や夫に言ったこともあります。でも全部は出せなかったように思います。 色んなことをしてやり過ごしてきました。過食したり、掲示板に書いたり、ネットめぐり をしたり、一日中寝倒したり、DVDをずっと続けて観たり、家事を放棄したり。。。 外に出て気分転換する元気がなかった時は、家に居て出来ることをしていましたね。 そこまで重く心に抱え込む前にもっと早い段階で「しんどい」「助けて」って言えたらよか ったなあって今は思います。 周りにいる人にも「私こんなことで困っているのよ」「こんなに辛いのよ」って頼ればよか ったなあって。なんであんなに自分だけで我慢したんでしょうね。 きっと周りの人が信用出来ないっていう不信感以上に、自分を過信していたのかな?とも 思います。自分はこんなことぐらいで壊れないよって思っていたのかしら。 でも結構なダメージを受けていたんですよね。今でもリハビリ期間ですね。多分ですが。 だからちょっとしたことで、すぐに凹みやすくなりました。回復しますけどね(笑) それはゆるんできたというか、素直に気持ちが出せるようになってきたということでも あるのでしょうが。。。 今あの頃の私にもし会えたとしたら、言ってあげたい言葉があります。 「しんどいって声に出していいんだよ」って「辛い悲しい泣きたいって思って当然だよ」 って「泣くのを我慢しなくていいよ」って。そして「よく頑張ったね」って褒めてあげたい なあ~もし今あの頃の私と同じように絶望におちいってる方がいたら、安易な言葉は まだまだ気休めに思えるかもしれないけど(私もそうだったし)、声に出して「しんどい」 って言ってみてください。「なんで自分ばかり」っていう怒りの感情がわいてきたら「そう だそうだ」と怒ってみてください。 ただ何かのめぐり合わせでそうなったと思いましょう。必然であったかもしれないですし。 だから、またいい時も必ずくるよね。まだまだ渦中の私が偉そうには書けないんですが~ 一番最近に読んだ本で、茨木くみ子さんの書かれた『悲しいダイエットは卒業しよう』には ご自身が摂食障害で苦しまれたいきさつが書かれていました。料理研究家の方です。 私はたまたま図書館でみつけて読んだのですが、単なるダイエット本ではなく精神的なこと もたくさん書かれていて、「そうそう」と大きくうなづくことばかりでした。 その中に自律神経のバランスを整える特効薬として深呼吸することが勧められていました 息を吸うことより吐くことを意識して、ストレスやいやな感情、疲れ等体にためておきたく ないものを吐き出すイメージでと。。。自分でも今、心掛けています。気持ちがスーっと して落ち着くような気がします。 散り始めた桜(4月3日に撮影しました) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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