|
カテゴリ:私のこと
過去のネガティブな感情について書いています。不快に思われる方は読まないで下さいね
「誰にも会いたくない」って1日に何度も何度も1人ごとのようにつぶやいていた時があり ます。息子が一番状態が悪い時で荒れていて、憔悴しきっていて家から出なかった頃、 私自身も鬱のような状態になっていた時期があったのです。 その頃の息子は「死にたい」が口癖だったけど私はよくこう言っていたのを思い出しました ここ最近自分のそれまで封印していた感情が出てきて、この際吐き出してスッキリしたいと 思い書いてみることにしました。だからお聞き苦しい所もあるかと思います。 この言葉の中に、その頃の自分の辛い苦しい気持ちが、集約されていると感じます。 外の世界を遮断して自分1人だけになりたかった。出来れば身内とさえ会いたくなかった。 人と接する元気がなかったこともあるけれど、多分人が怖かったのだと思います。 人に何か言われたり、傷つけられたりするのが怖かったのかな?心が脆くなってたから。 外に出て、そこに当たり前のようにあるであろう世間の価値観を、これでもかと見せられる ことに、耐えられなかったのでしょうね~ 本当に何日も何日も、家族以外の人とは話をしない期間がありました。息子の学校の先生 とはよく話ましたが。。。自分が何を言ったのかも、もうほとんど忘れかけています。 買い物は必要にせまられて行かざるを得ない状況だったけど、人と目を合わせないように 品物だけを選んで買っていましたね。 きっと自分の周りに見えないバリケードを作って、「私に話しかけないで」オーラを出して いたと思います。どれくらいの期間それが続いたんでしょうか?何か月か?何週間か? 不思議なのですが具体的な記憶があまりないのです。自分が存在しているようでいて存在 していないような。。。そしてこれも複雑な心理なのですが、人には会いたくないけれど 自分の存在は認めてほしかったんです。確かにここに居るよって気づいてほしいというか。 その頃は、人に会いたくないだけではなくって、色彩も感じなかったように思います。 明るい雰囲気のところに行くのも怖かったなあ。自分を見られてるという人の視線も。 音も騒音でしかなかった。出来るだけ静かなところに身を置きたかった。家の中も暗めに していましたね。その方が気持ちが落ち着いた。モノクロで無音の世界。。。 見ようとしていなかったし、聞こうともしていなかった。きっと精神が病んでいたのかな? だから人とのランチなんてとんでもない。食べ物の味もよくわからなかったし。 そんなことが出来るようになってきたのは、大分回復してきてからですね。私はね。 こんな状態の時に(まだこの時はどん底ではなかったのですが。。。)、息子の中学校の PTAの役員会に出なければならない用事があって辛かったなあ。私には今でもトラウマに なっています。あの時の自分は、よく頑張ったなあって思います。 もう忘れかけているところもあるのですが。。。忘れようとつとめています。 もちろん学校のスクールカウンセリングも辞めてしまいました。先生からお話は頂いたの ですけどね~食欲もあまりなかったけど、何とかご飯は食べられました。夜は何度も目が さめて、あまりよく眠れませんでした。これは今でも時々ありますが~ 心療内科を受診していたのもこの頃です。カウンセリングはまだ受けていませんでした。 どんなふうに回復していったんだろう。きっとそれは子どもが回復していくように少しずつ 少しずつですね。行きつ戻りつ。。。私の場合は自営だったから仕事も最低限にしてもらい (それは本当にありがたかった)必要最低限の家事をこなし(寝てばかりいる日もあった) 買い物以外は、家にこもる日が続きました。家族には迷惑をかけたと思います。 夜1人で散歩に出かけて、夜空を見上げてハラハラと涙を流したり、車であてもなく近所を 走ったりもしました。 そのうち夜だけでなく、昼間も少しずつ出かけられるようになり、でも知り合いに会わない ように遠くのお店に行ったり。珍しい食材を見つけては自分だけで喜んだり。 図書館で本を探したり、ペットショップに動物を見に行ったりもしましたね~ もう少し元気度がアップしてくると1人で映画を観に行ったり、ネットカフェでコミックや 雑誌を読んだりもしました。家の近くに喫茶店のような雰囲気のお店があって、飲み物も フリーだったから何回か利用しました。 多分何か月かたってからだと思いますが、自然と触れ合えるような大きい公園に行って 散歩したり、大きいお風呂に行ったりもしました。これはかなりいい気分転換になりました 息子が本当にアップダウンを繰り返しながら徐々に底が上がってきたように、自分自身も 行きつ戻りつしながら、少しずつ元気になってきたように思います。 「日にち薬」という言葉がありますがまさに時間薬ですね。人にもお会いしたりお話したり してみたいと思えるまでになりました。ありがたいことだと思います。 人間の生きる力って、案外強いのかもしれませんね。 つい長々と書いてしまいました。読んでいただいてありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.04.17 16:29:27
コメント(0) | コメントを書く
[私のこと] カテゴリの最新記事
|