＊人はかわれるかもしれない＊

　　　って昨晩ふと思いました。振り返って考えてみると、今まで生きてきた私の人生って

　　　ずっとそうだったんじゃないかしら？

　　　学校を卒業したら取りあえず就職しないとって焦ってた。別に誰を養うわけでもなかった

　　　けど、親から早く独立したかったんですね。きっと。

　　　そしてある程度の年齢になったら今度は結婚しなくちゃって。周りの友達もそんな人が

　　　多かったし親も結構うるさかったし。そして一生一人でいる自分も想像できなかったし。

　　　そして結婚したら今度は子どもを持たなくっちゃって。。。


　　　そうやって深く考えることもなくずっとひかれたレールに乗ってきたのですね。私の人生。

　　　世の中そんな方のほうが多いんだろうけど（そうでもないのかしら？）、そうならなかった

　　　人生に比べて、どうなのかしらね？比べてもしょうがないんだけどね。

　　　私は幸せなんだろうか。人との比較の中でずっと世間の評価におびえながら、生きてきた

　　　んじゃないかしらって、ふと感じる時があるんですよね。

　　　自分は本当に今の自分の人生を、自分で選んで生きてきたんだろうかって。。。


　　　今さら大きく人生の方向転換は出来ないかもしれませんが、これからもずっと他の誰かの

　　　目に、評価におびえるような人生は嫌だなあって思います。

　　　これからは出来るだけ、自分の本当にしたいことをして生きていけたらなあって思います。

　　　色々なしがらみは出来てそれを捨てることは出来ませんが、そうではあっても自分の人生

　　　を出来る限り全うしたいと感じています。これは息子の不登校のおかげかな？私の場合は

　　　「自分の人生を生きて」という息子からのギフトだったのかな？わからないですけどね。

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　もしそれがなかったとしたら、子どもの成功を自分の成功にするような親になっていた

　　　かもしれません。子どもを一流と言われるような大学に入学させて、やりがいのある

　　　仕事につかそうとして躍起になり、結婚させてっていうレールに乗せることに一生懸命

　　　な親に。。。そしてそうならなかったとしたら、ひどく落ち込んでまるで自分の失敗の

　　　ように思ってしまう親に。結局それも何かにおびえる人生ですよね。


　　　みんな自分の子どもはかわいい。そして自分の子はこんなにいいところがあるのよって

　　　思ってる。（親バカの部分かな～）それが世間の評価と一致しなくても（それも時々で

　　　変わるけどね）、親は堂々と胸を張ってればいいんですよね。

　　　いわゆる世間の評価に合わせようとしてしまうから、ぎくしゃくしてしまうんですよね。

　　　子どもには幸せになってほしいと思ってるけど、それは子どもの考える幸せで親のもの

　　　じゃない。子ども自身があえて世間の評価に合わせようとするなら、親はそれを止める

　　　ことはしないけど、それもその子自身のものですものね。

　　　子どもが何か成功したら一緒に喜ぶだけでいい。親の手柄にはしない。


　　　話があっちこっちにいってしまったけど（笑）、私は私の人生を生きるだけなんだなって。

　　　自分がしなくてはいけない、大人としての責任みたいなものはありますが、自分がしたい

　　　ことをして、自分が会いたい人に会って、自分の人生を出来るだけ楽しもうと思います。

　　　少しは肝っ玉母さんに近づけたかなあ～

　　　わかんないですけどね。気持ちは軽くなってきたかもしれません。なんとなくですが。。。


　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　きすの天ぷら定食。これでコーヒーつきで８９０円。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この前に、お友達と食べたランチです。