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カテゴリ:娘のこと
しもつけ って思うと「問題が問題でなくなってくる」ような気がします。あまり深刻に考えなく なってくる。「どうしよう」「どうにかしなくちゃ」って思うと気持ちが焦ってくる。 今すぐ何かしないと、とんでもないことになるように思ってしまうのですよね。 何か物事が大きく変化する時って、そうなるかどうか予想していてもしていなくても、 そうなっていくように感じています。自分でもあれよあれよと思ってるうちに進んで いくというか。。。息子が不登校になった時も娘がなった時もそうでした。 私は自分では常識的な親だと思っています。学校は行かないより行った方がいいと思い ます。本人がそう望めばですが。(もちろんいじめとかの場合は行かなくていいです。) だから最初は学校へ行かないことを、そんなにスンナリとは受け入れられませんでした。 でも起こってしまったことを、すぐにどうこうしよう(変えよう)としてもしょうがない。 ましてやそれは自分の問題じゃない。でも自分の1番身近な子どもが苦しんでいる。 なんとかしてあげたい。自分でどうにかできるなら。それで息子の時は相当ジタバタしま した。そういう点では、すごく労力も気力も時間も費やしました。結果はどうあれ、それ は自分の成長や親子関係をよくしていくということには、役立ったように思います。 そして気づいたことは、一旦いさぎよく事実をそのまま受け入れないと前には進めない ということでした。どんなに自分が認めたくないことでもね。。。 きっとそれまでずっと、自分の本当の人生を生きていなかったんでしょうね。 子どもに依存していました。子どもの幸せ=自分の幸せでした。だからそんなにダメージ を受けたのだと思います。 今自分の人生を生きているかと言えば「ハイ」と言い切る自信はないのですが(笑)、 少なくともそう生きたいなと思えるようになりました。 どの方にとっても唯一無二の人生。自分の人生に責任を持てるのは自分だけですものね で、最初の題に戻ります。昨日カウンセリングを受けてきました。 私が今カウンセリングしてもらっているのは、心療内科のドクターです。もうかれこれ4年 近くになりますが、回数的にはそんなに多くはありません。私はこの先生を信頼しています 今回は息子のことよりも、娘のことに関する相談が主になりました。 「お母さんが無理に病院に連れて行こうとしないのが、よかったですね」と先生に言われ ました。これはありがたい言葉でした。 ここ最近「病院を受診しないと娘がどんどん悪くなってしまうのではないか」という思い があって不安だったから、この言葉を聞いて少し安心しました。 色々なお考えがあるのでしょうがこの先生の考え方は、本人が「病院へ行きたい」と言っ た時「カウンセリングを受けたい」と言った時に受けるのが一番よいとのことでした。 娘の場合はそこまでせっぱつまっていない(命にかかわることじゃない)からそうなん でしょうけどね。もちろん重篤な状態の時はそうじゃないんでしょうけど。。。 「本人がその問題に自分で向き合う気持ちにならなければ、どんな治療も効果はあがら ないんですよ」とおっしゃっていました。そしてこの年齢の子どもであれば自分で決めら れるとも。娘は今のところその気はないようですから、病院やカウンセリングに関しては、 これからの本人の気持ち次第になると思っています。 息子の時は本人のためと言うよりも、私が安心したいがために病院へ連れていった部分 が大きかったように思います。 あちこちと連れ回しました。本人の意志も聞かずに。それが親として当然だと思ってた。 息子のペースを待つということが出来ませんでした。 でも息子の場合も娘の場合も薬を飲めば、受診すれば治る(何が治るかもよくわからない けど)というものでもないように、今は感じています。 今は娘の今の状態をそのまま受け入れて、娘のペースにあわせて伴走するようなイメージ かしらね。。。肩の力を抜いて。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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