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カテゴリ:本のこと
ここ最近活字から少し遠ざかっていました。家で居る時はぼーっとしたり、テレビで録画
したドラマを観たり、活字と言っても軽い雑誌やコミックをパラパラと読むくらいで。 図書館で借りていた本も、ボツボツと読んでいたのですが、なかなか読み進まず。でも いよいよ返却しなくてはならなくって、両方リクエストがかかってるから延長も出来ず。 昨日やっと2冊を一気に読み終えました。 1冊は水島広子さんの『「毎日しんどい・・・」がスッキリ!晴れる本』です。 読んだからと言って、実践するのはまた別物なので、そんなにすぐに「スッキリ」とはいか ないのですが、色々なヒントが書かれていて参考になりました。少し抜き書きしてみると 仕事、恋愛、人間関係・・・日常のいろいろな場面で、ときに元気が出なくなっ たりしたとき、これらの考え方を思い出してください。 「心が‘衝撃’を受けただけ」「ちゃんと‘今’に視点がおかれている?」 「ありのままで大丈夫」そう考えると心に引っかかっていたことが、スルスルと ほどけていく感覚がわかるはずです。 今までにもいろいろなところで見聞きし、自分のブログでも書いてきたりしたこととも 重なるのですけれど、「やはりそういうことなんだなあ」って感じました。 まず自分が「衝撃を受けた」それによって、辛かった悲しかった寂しかったという事実を 受け止めることが最初。そこにある感情をきちんと認めてあげるということ。 それで自分が人と比べちゃったり、一時的に人を憎んだり、自分に自信がなくなったり したとしても、「それは当たり前なんだよ」と思う。なかったことにはしないというか。 そうすることによって、意外とその衝撃は早くに去って行くんじゃないかしらね~ そこを認められずにいると、いつまでも自分の中でくすぶり続けてしまうのかしら。 そして「今」だけを大事にするということ。将来とか未定の未来じゃなくって。 自分が楽しいと感じたり嬉しいと感じたりするのも、全部「今」の感情ですものね。過去は ふりかえらないということにも通じるかも。無理にそうしなければということではなくて。 最後の「ありのままの自分を受入れる」ということは、そのまんまの自分を自己受容する ということかしら。必要以上に自分をよく見せたいとか、お相手に好かれたいとか思わずに 自然体で。ほかにもたくさんの実例等ありましたが、また気がついた時に書くことにします あともう1冊は最近出版された新刊本で、図書館にずっとリクエストをかけていた本です。 馳星周さんの『ソウルメイト』 という小説。小説を読むのは久しぶりでした。 私はこの方の書かれたものを読むのは初めてだったのですが今人気の作家さんなのかな 7匹の飼い犬たちと、それぞれの飼い主さんとの間におこったお話の、短編集です。 以前に娘と一緒に観た『犬と私の10の約束』という映画にも出てきていた「犬の十戒」が 冒頭に書かれていました。犬はこんなことを考えています。犬を飼う人はこんなことに 気をつけてくださいみたいなことです。 著者がご自分の飼われていた、ワンちゃんとの体験をベースにして書かれているみたい なのですけど、非常にリアルで分かりやすかったですし挿絵も素敵でした。 病気になった愛犬が亡くなるところの描写は、涙が出ましたが。 「犬の十戒」の中から一つ抜き書きしてみます。 ぼくのことを信頼してよ。ぼくが幸せでいるためには、みんなの信頼が必要なんだから これは子どもとの関係も同じだなあって思いました。 犬好きの方には、とても興味を惹かれる1冊じゃないかしらって感じました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.08.06 19:57:57
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