＊人はかわれるかもしれない＊

が多分苦手な私ですが、先日のカウンセリングで自分を褒めることが出来た

と思います。前回カウンセリングを受けたのは、確か１２月の末で約２ヶ月半

ぶりでした。その間に子どもたちに起こったことや様子を、色々と先生にお話

して（ほとんど事後報告です）きました。


カウンセリングは３０分ですが、その残り１０分ぐらいになった時に私から

先生にこんな質問をしてみたのです。実は以前から聞いてみたかったのです。

「なぜうちの子どもたちは２人とも不登校になったのでしょうか？先生はどう

感じられますか。」って。


先生は少し困ったような表情を浮かべられていたように、私には見えました。

そうして「なんででしょうね」と言ったまま黙っておられたのです。

その間１，２分の間、私の方からも先生の方からも、言葉は出ずに沈黙の時間

がありました。


そして先生が言われたのは「お母さんがたまたまそういう役回りだったってこと

じゃないかな」「偶然にもお２人のお子さんが、思春期の時期にそんな表れ方に

なったんですよ」「そこにこれと言う理由は私はないと思いますよ。少なくとも

私がお話をお聞きする限りではね」「私が今まで手がけた中には明らかにこれが

と理由が特定出来る時もあります。でもそう出来ないケースも多いのです。」と。


原因探しが不毛なことは私もわかっています。もちろん反省すべきは反省すること

も必要でしょうが、親が自分を責めたとしても何もいいことがないこともわかった

上での質問でした。何故がその時はきいてみたかったのです。この先生にね・・・

それだけ私にとっては信用出来る方なのでしょうね。


私が「私もずっと不思議に思ってるのですよね。別にそれが悪いこととは今は思って

ないのですが、何でなんだろうかって」と言うと先生は「そう偶然にいろんな要素が

からみあってそうなることもあるしね、これが原因で不登校になったとは、なかなか

言えないのですよね」


「ただこれだけは言えます。」「今まで何もなかった人よりはずっとお子さんの気持

ちをよく考えられてきたし、それに対していろんな対応もされてきた」

「そのことによって親子関係は確実によくなっているし、親子の絆も強くなってきて

いると私は思いますよ」「そしてお子さん自身にも、その経験はきっと生きてきます」


そうか～それなら今までの子どもとのあれこれも、決して無駄な時間では無かったの

かな？決して無駄なこととは思ってないけど、出来ればそうならずにいたかったという

気持ちも、確かにまだ私の中にはあるんですよね。

そして「私今まで結構頑張ってきたのよね」と自分を褒めてあげることも出来ました。


ここ最近知らず知らずのうちに、エネルギーを奪われて少し気持ちが落ち気味だったの

ですけど、今自分の目に見えていることだけがすべてじゃないんだと、改めて思うこと

が出来ました。子どもにもそうするように自分も、成果じゃなく成長を見なくてはね。

これまでのあれこれがあったからこそ、自分も子どもも大きく成長することが出来たと

今は感じています。


ただ私がカウンセリングでお話してきたことは、あくまでも子どもの思春期相談であって

私の目を通して見た子どもの姿であって、その裏にはもっと私の見えていないことがある

のかもしれません。お話してることは、あくまでも表面上のことだけなんですよね。

子どもの体質とか気質とか環境とか親子関係とか。それも全部話してるわけじゃないです。


自分や夫の生育歴とか家の問題とか、そこまで掘り下げるとキリがないのかもしれません。

でもそれはたとえ今子どもに色々と問題が表れてない方でも、同じなのかもしれませんね。

問題じゃないかもしれませんしね。

言葉はあまり適切じゃないかもしれませんが、人間つつけばいろんなことが出てくるのは

当たり前だし、それが人間らしいところでもありますし。


また先で自分がそう言うことまで掘り下げたくなった時には、そうしてみようかしらね。

自分の自然な気持ちにまかせて。少なくとも私も家族も多少の体調不良はあっても元気です。

家族の仲も悪くないです。それはありがたいことであるし、感謝すべきことですよね。

自分のことを過剰にならない範囲で、自然に愛していきたいし好きでいたいなと思います。


　　　
　　　　　　ワンコには皆、過剰愛を注いでいます♡いいのかな？