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カテゴリ:感じたこと・知ったこと
ブーゲンビリア 「頑張る」と言う言葉つながりで、ここ最近気づいたことが3つありました。 なので自分の覚書として忘れないように書いておこうかなと感じました 1つめは本で読んだことです。 そもそもこの言葉は「我を張る」の意味の「我に張る」がつまって出来た ものなのだー中略ー 頑張れと言うならせめて、あと1言はつけ加えてほしい。 マラソンを走っている人にいう時は、「残りあと1キロだ」といってから 「頑張れ」と声をかけてほしい。 頑張るのは普通以上の力を出すことだ。 それを初めからおしまいまで続けるのは無理だ。 最後の1キロまで来て、残っている力を余さず使い果たす。 そういう形で頑張れというのは分かる。 なだいなだ 『暮らしの手帖 53号』より これは最近借りていた、何年か前の暮らしの手帖のバックナンバーに載っていた 記事です。精神科医のなだいなださんが、書かれていたものの抜粋です。 なだ氏は、主にうつ病から自殺までも思いつめるようになった患者さんに対して 不用意に「頑張れ」と言うことの怖さについて書かれていました。 氏はそういうことを懸念し「頑張れ」と言う言葉を使わないようにしようと言う 運動をされてるそうです。 私たちがつい使ってしまいがちな「頑張って」「頑張れ」と言う言葉。 もう充分頑張っている人に対して使う言葉ではないのでしょうね。 その方がどれくらい頑張っているかは、他の人には分かりませんものね。 励ましではなく、寄り添い、と言うことなのかな。 2つめは、話は変わって先日の親の会での代表の方のお話。 子どもが何かを成し遂げた時の褒め方について。つい親は「すごいね~」とか 「よく出来たね」とか言ってしまいがちだと言うこと。 成し遂げた結果について褒める。私も今までそうしてきていました。 でもそうしていると、子どもは親に喜んで貰えるようにいつも成功しないといけ ないと思ってしまうのだそうです。 失敗を恐れるようになる・・・だって親が喜んでくれる方が良いものね。 その結果自分が失敗しそうなことには挑戦しなくなってしまうそうです。 それも子どもによるのかもしれませんけどね・・・親の顔色をよむ子は特に・・・ それじゃどうすればいいのかと言うと、どんな結果になろうとも、たとえ失敗という 結果になったとしても、「頑張ったね」とその過程を褒める。 そうすればたとえ成し遂げられなくても、それまでの努力を認められるから子どもは 段々と失敗を恐れなくなっていくそうです。 失敗しても「またやってみようかな」「チャレンジしてみようかな」と言う原動力に なるようですよ。時間はかかってもね。 私は「褒める」ことにトラウマがあると言うか・・・敏感になるというか・・・ 今まで(小さいころから)大人が「褒める」と言うことで子どもをコントロールしてきた のではないかな?と言う自覚があったのですが、この、過程を「褒める」ことをそろそろ 始めてみようかな?と思っています。それだけ子どもとの信頼が持てるようになってきた かなと感じるからかしらね そしてここでの「頑張ったね」はすでに終わったことの対する承認なので、1つ目の 「頑張れ」とはまた別個のものなのですよね。 何げない言葉のかけ方1つにしても、奥が深いなあと感じたのでした。 そして最後の3つめです。 今日10月からずっと行っていなかった足裏マッサージに行ってきました。 その時施術していただいた方に言われたのは「足の裏がすごく固くなってます」 「疲れが大分溜まっているようです」と言うことです。前回に比べてね。 自分でも知らず知らずのうちに、疲れを溜めていたのかしら?と感じました。 頑張りすぎていたのかなあって。だから自分で自分に「頑張ってるね」「頑張ったね」 と褒めてあげました。これからも「頑張ろう」じゃなく「頑張ってるね」って自分に 言ってあげようと思っています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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