＊人はかわれるかもしれない＊

とは、よく耳にしますしどこかで読んだこともあります｡

充分甘えられない人は、なかなか自立に向かえないとも

聞いたこともあります｡

このことを考えるとき、私の脳裏に浮かぶことはやはり

娘のことかな？



娘はまだ充分甘えが足りていないのだろうなと感じるの

です｡そしてそれは私自身も夫もそうかも知れませんね｡

そうであってもまがりなりにも、社会で生きていけてる

し、むしろそう言う人の方が多いのかもしれないと思っ

たりもしています｡



ただ甘えられるときには充分それを受け取っていて損は

無いのだろうなあと思います。だって大人になると素直

に受容をを受け取りにくくなるし、表面上だけは大丈夫

と装わなくてはならなくなりますものね｡

私は今親以外の方々に甘えさせていただいたり、助けて

頂いてるけど、親には素直に甘えられないんですよね｡



甘えるのは別に親じゃなくてもいいけれど、出来たら

環境が許せば、親であることが良いのかなとも思います。

私自身が子どもにとってそう言う親になれているかどうか

は定かではないのですけどね・・・



　　　



息子が不登校になった時、娘は小４でした。まだまだ甘えの

必要な年齢でした。でも娘なりに、その時の家の状況を見て

我慢せざるを得なかったところもあったと思います。

今思い返してみても息子のことで夫や私がが落ち込んでいても

娘は淡々とクールに過ごしていたように思います。

自分のしなければならないと感じていることをこなして、私や

夫に甘えてくることもあまり無かったように感じます。



丁度１年前に娘が急に学校へ行けなくなった時、正直ショック

でしたが、私がもうひとつ感じたことは、やっと甘えを出せる

ようになったのかな？それだけ親がダメージから回復してきて

いると思えたのかな？とも思ったのでした。

今まで出せずに我慢していたのかしらって・・・

娘の気持ちを聞いたわけじゃないから分かりませんけどね～



今でも娘は甘えてくることは苦手です。

自分の気持ちは大分話してくれるようにはなりましたが。

今朝もささいなことですが、夫に口答えしていました。

私は「おー！やっと言えるようになったのね」と思いました。

奇しくも今日は「父の日」。夫も甘え下手なので、私から少し

プレゼントをしました。日頃の感謝を込めて。

息子は「父の日とかただの迷信だろう？」って言ってました