＊人はかわれるかもしれない＊

子どもへの目線も優しくなるし、笑顔で居られる。

動作もよく考えておこせるから何事も丁寧に出来て失敗も少ない。

でも自分の気持ちに余裕が無いと（不安が大きいと）表情も固く

動けなくなってくる。無理して動いてもうまくいかなくて、余計

不安になってくる。私はそうです。本当によく出来てるなあって

思います。心と体はつながっているのですね。



息子が不登校の頃、中学校を卒業して高校に入学し再度不登校になった

時は、まさしく気持ちに余裕がありませんでした。

負のスパイラルに陥ってました。そして不安が不安をよんで余計おちて

いってしまってたように思います。

待つことも出来なかった。高校に呼び出される度に「どうしてこんなに

苦しい目にあわなくてはいけないのかな？」って思っていたかな。

早くその状態から出たくてもがいていました。



まさに自分の苦しさにばかり目がいって、子どもの苦しさまで思いやる

余裕もなかったように感じます。たかが学校へ行けないだけなのにね。

そして子どもは絶対親よりは不安が大きいはず。だって自分のことです

ものね。よく「死にたい」って言ってた息子の暗い表情を今でも思い出し

ます。今はあまり言わなくなったけど心の中でどう感じてるのかは、まだ

わかりませんね。時々鬱期はきていますしね・・・



ただ子どもの状態にかかわらず、私自身が大分不安をコントロール出来る

ようになってきたから、その分家族は楽になって家の雰囲気も良くなって

来たように感じます。

不安がないわけではないんですよ。いつも自分の心のなかにはあるんです。

でも気持ちに余裕が出来てきたから、それをストレートに外へ出さずにすむ

ようになりました。心の中の不安の占めるスペースが狭くなったのかな。



最近学校に足が向かない娘です。体調も良くないです。

娘が今通ってるサポート校は通学コースと在宅コースを選べるようになって

いて、それも状態によって月ごとに変更がきくようなのです。

今まで週に２回登校するコースにしていましたが、娘と相談してしばらく在宅

コースで様子を見ることにして、昨日学校へ変更の手続きに行ってきました。

本当にさくさくと平穏に進められたのです。何の心の波立ちもなく。



最低限のレポート提出やテストやスクーリングを受けないと単位は取れないよう

ですが、そんなことは娘も聞いて充分承知していることです。

息子の時ならばそんなことまで本人にくどくど確認していましたが、今は完全に

娘におまかせです。それは娘の問題であって私の問題じゃないですものね。

不安が大きくなってきた時に、いかにその不安を無理せず小さく出来るか。

子どもに不安をのせないでいられるか。修行は続くのです




　　　




そして最近気がついたことなんですけど、時間に余裕がある＝気持ちに余裕があるじゃ

ないのかもなあって感じます。もちろん時間的にゆとりがあればその分自分の好きな

ことに使えて、気持ちの余裕が生まれるってこともあるかしらね。

でも自分が持たなくてもいいことまで持ってしまうと、かえって余裕はなくなるし。

自分が自分で選んだことと、自分がしなければならないことがほどほどに混ざった状態

が、一番心地よいのかもしれませんね。そう言う点では私は今はその良い状態なのかも。



昨日は結構多忙な一日でした。（あくまでも自分比ですが・・・）

午前中家の仕事の関係で人に会い、その後家で子どものお昼ごはんなど作り、昼から

娘の学校の手続きに行って、その足で実家にも行きました。

でも間で、自分が以前から行きたかったお店に寄ってお茶してきました

買い物して帰ってきてからバタバタと夕飯を作ったりして、時間的に余裕は無かった

ですが、気持ちの余裕はあったように思います。



どうすれば自分の気持ちに余裕が持てるようになるかは、１人ずつ自分に合った方法が

あると思うのですが、私の場合はカウンセリグや親の会、お友達との会話や読書やブログ

なのかなって今思っています。趣味らしい趣味がないんですけど、それもあれば没頭して

よりリフレッシュ出来るかな？仕事で家族以外の人と話しをするのも良いようです。

自分を責めないで、みんな不安と隣合わせで生きてることを知ったことも大きいかしら。



娘は今朝珍しく早く起きてサッカー観てました。そしてその後またお休みしてました（笑）

娘の場合は自分の不安をコントロールするのが上手ですね。自分で自分の今の状態を受け

入れることが出来れば、不安は大分減るようにも思います

息子はもともとの性格もあるのか、自分に対する理想が高くてなかなか不安が手放せない

ようです。これからもそれぞれのペースと時間で生きていくのでしょうね。