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カテゴリ:娘のこと
以前は「借りてきて」とメモを渡されて、私がCDやコミックを
借りてきたりしていました。不登校になる前は自分で借りに行く ことが多かったのですが、エネルギーが落ちてたのでしょうね~ ここ何ヵ月かでそこはふっ切れたのか、一緒に車で行って自分で 選んで、自分でレジに並べるようになりました。 内心はドキドキしてるみたいですが、進歩しました せっかくついて行くので自分も何か借りようと思って、コミックの あたりをウロウロ。一番最近は教えてもらった『昨日何食べた』を 全巻借りました。美味しそうなお料理が一杯~食べたいな~ 少し前には『いぬばか』と言うペットショップで働く女の子を描い たものと、『87クロッカーズ』と言うパソコンの世界にのめり込む 人たちを描いたものを借りました。両方面白かったです。 自分の好きなことを仕事にしてる人たちや、仕事じゃないけど好きな ことにのめりこんでいく人たち。 一生懸命さが伝わってきて、エネルギーいっぱいでいいなあと思いま した。元気をもらった気がします。 ちなみに『87クロッカーズ』は『のだめ』を書いた二宮和子さんの 作品です 『いぬばか』は男性コミックに連載されていたものだと思うのですが、 犬好きが高じて、犬の考えてることがよくわかり、それがご縁でペット ショップで働くようになった18歳の女の子が主人公のお話なんです。 その中で私がちょっとハッとさせられたセリフがあったのです。 あまり飼い主の言うことを聞かずに、悪さばっかりするペットの ワンコが居て、そのワンコを一生懸命しつけようとする飼い主に 対して、ペットショップのオーナーさんがこんなことを言ったの です。 「なぜ犬に“しつけ”が必要か。それは誰にも気がねせず、心おき なくその犬を可愛がりたいから。犬を可愛がる気持ちがその前提に ある。その気持ちを忘れたらおしまいだよ。全てのペットは愛される ために生まれてきたのだから」 人間の子どもはペットじゃないし、ペットのようなしつけとはまた 違うかもしれないんですけど。 愛されるために生まれてきたと言うところは一緒かな?と思います。 「親は子どもの存在そのものを愛する」と言う前提は。 人は1人1人その人らしく幸せに生きるために生まれてきたのだから。 言葉は過激かも知れませんが、そこを忘れるとただの調教になって しまうのかも知れないなあ~子育ても。 私は何となくですが子育ての最終目標があるとすれば、子どもを 自立させることなのかな?とずっと思ってきました。自立の定義も 色々とあるでしょうが、今はそれも、自分が今までそう思い込んで いただけなのかもと考えたりもします。 自立を急ぐあまり、自分の子どもに対する素直な真っ直ぐな愛、 生まれてきてくれてありがとうと言う思い、そんな大切な気持ちを 忘れてしまっては、本末転倒になると感じています。 そうでなくても充分甘えを受けた子どもたちは、自然と親から離れ 自立していくのでしょうね。 娘は今は以前より私と一緒に過ごす時間が多くなっています。 その時間を、屈託なく楽しみたいと思います。 今度今の学校で出来たお友達と映画に行く約束をしたらしいです。 映画館は少し離れたところにあって普段は車で送迎。その日私は 用事で送迎出来ません。「何とかするから大丈夫」と言ってました。 家庭教師の先生との勉強の日も、自分で調整してたようです。 小さな自立への1歩かな? いや上がったり下がったり、ついたり離れたりを繰り返しながら ですよね・・・と自分にも言ってます(笑) べたべた可愛がってます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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