＊人はかわれるかもしれない＊

と言うのは、わりとよく聞く話です。皆さんそんな方が多いのかな？

私はそうですね～そしてそれは、いつ頃からそうであったのかな・・・

昨夜ふとそんなことが頭に浮かびました。振り返ってみると私は中学生

の頃から、そんな傾向があったかな。

父親にも母親にもあまり本音は言わなかったような気がします。

反抗期らしきものもあったけど、言い合いすると言うよりは黙る感じ。




逆に、母はわりと私や姉に本音を言ってたように思います。

隠し事もなかったような気がしますね～愚痴のようなことも聞いた記憶が。

別に自分としては親に気を遣ってたと言う意識は無かったけど、相談事も

そんなにしなかった。友だちや、たまに姉にはしたりはしてました。

大学まで同居していたから自宅生の友だちも居て、何でも親に言う子の話

を聞くと不思議に思っていました。よく何でも言えるなあと思ってた。




自分が変わってたのかもしれないけど、何から何まで親にさらけ出したく

は無かったです。息子が不登校の初期は、自分もパニックになっていて

親に相談したりもしたけれど、時間が過ぎると却って心配されることが

鬱陶しく感じられたりして・・・勝手なものですね｡聞かれてもそんなに

変化もないし、こちらからも話さなくなりましたね。




ここしばらくアレコレと用事がたて込んでいて、実家に行けてないのです。

昨夜母から痺れを切らせて電話してきました。取りに行かないといけない

ものもあったりして、来週早々には実家に行く予定です｡正直気が重いです｡

色々と聞かれるだろうし、父母にとって安心させてあげられるような話題も

ないし｡用事を済ませて安否確認をしたら、そそくさと帰るかもしれません｡




私って親に冷たいのかな？と思うときもあるけれど、どうしても親と距離を

とってしまいますね。それが今の自分の自然な気持ちです｡

昨夜の電話も「みんな元気にしてる？」と言う母の言葉に引っかかって、

「いつも元気じゃないといけないのかな～元気じゃないと母が安心出来ないの

かしら」なんてつい意地悪に思ったりね｡それを言うのもなんか違うと思うけど、

気持ちを素直に受け取れないようなところもあります。




自分がそうだからかな｡私は子どもの気持ちもわかるような気がします｡

何でもかんでも親には言いたくないだろうなあ～って思います。

それは親を信頼してない部分もあるだろうけど、その子の性格と言うか親に

言って自分が楽になる場合と、親に言って余計苦しくなる場合とあるんじゃな

いかしらね。うまく説明は出来ないのですけど「これは言いたくないな」って

ことが誰しもあるような気がするのですよね。



家の子どもの場合はそうなのですが、これもお子さんによって違うのだと思い

ます｡息子は娘よりはよく本音を言う方だと思いますが・・・

知らぬが花とも言いますし（これはちょっと使い方が違うかしら？　笑）

だから私は子ども自身が自分から言わないことは、無理に聴きたいとも思わない

方だし、聞き出すこともしませんでした。それでも黙ることは難しかったです。


　　※先ほど少し調べてみると「言わぬが花　知らぬが仏」とはよく使われる

　　　ことわざですが、「知らぬが花」は誤用とされる説もあるようですね。

　　　私はここにはそれが合うように思ったのですけど・・・付け足しです