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2015.02.13
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怖いことだと思っていました。親も子も。ふりかえって今思うと息子の時の

方がその気持ちが強かったですね。私がそうだったから、そのざわざわや不安

が、余計に子どもを追い詰めてしまったのかな~だから息子には本当に悪いこ

としたなと反省しています。娘は息子のときに比べるとずっと安定しているし

表情も良いように感じます。何時も何時もそうではないですけどね~




息子は何時も何かに追い詰められているような、険しい表情をしていました。

自分の理想が高くて折り合いをつけるのに時間がかかったこともあるけれど

私自身の気持ちの影響も大きかったのですよね~彼への期待も大きかったし。

でも今でも彼への期待を無くしてるわけでは無いんですよ。自分の道を歩いて

いって欲しいと思っているし、今はその力を溜めている途中だと思っています。

自分がそう思いたいだけかも知れないんですけどね~




待てるようになったから、色んな普通があって良いと思えるようになった

から、期限なんて無いと思えるようになったから、その子その子のペースが

あると感じるようになったから、色んな理由があるのだろうけど自分がそう

思えるようになったのは自分の成長だと思うし、そう思えるようになって、

良かったなと今素直に思います。時間は本当にかかりましたけど。




そして今でもやはり世間一般の常識や価値観にドップリと触れさせられると

気持ちは揺れます。このままで良いのかな?と思います。何かしなくちゃい

けないのかな?と感じたり(笑)でも揺れには強くなったかしら?ポキンとは

折れなくなった。しぶとくなったなあ~これは子どももそうかな?たくましく

なってきたような気がします。息子の方は特に。




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       蝋梅にあたる日射し




今と言うかここ最近と言うか、自分の自由な時間がとれたら本を読むかDVD

観るかが多いです。その世界に浸っている時は比較的元気で、そこから離れて

現実に対すると、ちょっと疲れたり凹んだり~でも丁度バランスがとれていて

良いかも。生きていれば傷つくこともある。家族と話しするのも今は楽しいこと

の方が多いかな?無理して会話しなくちゃと思わなくても、皆が話したいとき

に話してるから、家の中は犬以外比較的静かですけどね犬





ここ最近読んで良かったなあと感じた本は、シスターである鈴木秀子さんの

『あなたは生まれたときから完璧な存在なのです』心が綺麗になるような本

でした。もうひとつは『「助けて」と言える国へ』奥田知志さんと茂木健一郎

さんの対談集です。世の中には素晴らしい方が沢山いらっしゃるんですね。

牧師さんの奥田知志さんは私は初めて知ったのですが、ずっとホームレス支援

をされてる方のようです。





ご自身の長男さんが中学校の時不登校の時期があり、今(2013年)は大学生を

されてるそうですが、親も子も 非常に悩まれた時期があったみたいです。こんな

ことを書かれていました。




不登校がつらいのは、本来学校に行くか行かないかということがその子の

人生の一部にすぎないにもかかわらず、その子の全部であるかのように周り

や本人が思ってしまうことです。ー中略ー問題はにもかかわらず、不登校の子

たちは何であんなに苦しむのかと言うことです。ー中略ーやはり基準や普通と

いう感覚が強すぎて自分が外れていると思い込まされてしまうのではないで

しょうか。ー中略ー空気を読みすぎて苦しんでいる。そしてその空気が何かと

いうと普通なんです。




こんなに人格的にも素晴らしく、色々な経験を積まれている方でも、子ども

さんの不登校は辛く、悩まれて、子どもさんが死んでしまうのではと感じられ

た時期もあったようです。人間は経験してみないとわからないことが多くて、

痛い目にも合うけれど、その分自分の心はしなやかになって、打たれ強くも

なっていくのかしらね~奥田さんはこんなことも言われていました。




私は悩んでいる人に「うまいことごまかせ」とアドバイスします。問題解決を

求めて必死にもがいておられる。どうしたらいいですかと尋ねられるのですが、

ー中略ー答えはわからない。でもできたてのうどんは熱くて食べられないんだ

けれども、ちょっと経ったら食べられちゃう、みたいな話をします。不徹底です

がそれでいいという場面もある。一生懸命や努力が正しいとは限らない。




うどんの例えが私はほっこりして良いなあ~と感じました。時期もあるのでしょう

けど、まず親がどーんと構えると言うことなのかな。笑顔で。もちろんそう出来ない

時もありますけどね。人間だから・・・

道は何通りもあるし結論を急がないことかなと私は思っています。いや日々自分に

言い聞かせていますぽっ














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最終更新日  2015.02.13 15:24:04
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