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カテゴリ:感じたこと・知ったこと
誰かに裏切られたと自分が思う時、自分がお相手を信頼していたのに、お相手は自分を
そんなに信頼してくれてはいないと気付いた時、自分の思いが間違って受け取られた時、 誤解されたと思う時、自分の頑張りが思ったように認められなかった時、非難された時、 自分にとって理不尽だと感じることが起きた時、1方的に利用された時等々色々とある のでしょうね。私は息子の不登校の初期は激しい怒りを彼にぶつけていました。夫もそう。 そうすると息子からも激しい怒りが返ってきてた~怒りには怒りが返ってくるんですね。 怒りをぶつけ合っているうちは、親子関係は良くならないと気づいてからは、そうすること は無くなってきました。でも今度は怒りを中に溜める時期が長くあったように思います。 表面は怒ってはいないんだけど、心の中では怒ってると言うかイライラしてる時期が。 息子のことを認めていなかったのです。わかりにくい子と思ってた。その時期がどれぐらい あっただろう。結構長かったようにも思いますね。過去の息子の姿に拘っていたのかなあ~ そして何処にも持って行けない怒りは自分に向いていたようにも思います。自分を許すこと も当時の自分を認めることも出来ない、苦しい時期がありました。 そして今も時たまそんなときがあります。怒りが自分に向いてしまう時が もともと「怒り」と言う感情を扱うのが苦手なんですよね~私は。つい悪者扱いしてしまう これは以前にも書いたことがあるのですが、怒りを表してはいけないと強く思い込まされ ているところがありますね。私も今まで生きてきた中で何度か怒りを感じる場面はあったと 思うのですが、それをそのまま表出したことはあまりないし、表出して良かったと言う経験 もあまりないんです。少しだけ出して不完全燃焼のまま怒りが段々と薄れていったり、表出 せずに、そのままお相手から離れていったりしたことはありますが。 そして以前からそうだったかもしれないけれど、ぼんやりと鈍く色んな事を感じないように 生きるようになったかなあ・・・自己防衛してたのかもしれません。 少し前に岡田尊司さんの『愛着崩壊』を読んだのですが、その中にこんなことが書かれて いました。 安全基地が、安全な避難場所として機能していなければ、本当の安全基地 とは言えない。ー中略ー子どもだけでなく、大人にも回避的な傾向が広がって いるが、人々が支え合う余裕を失い、安全基地や安全な避難場所をもてなく なっていることが一因となっているだろう。ー中略ー 愛着が安定した人では怒りは自分の身を守ったり対人関係を深めたりするのに とても役立っている。怒りはネガティブな感情であるが、とても建設的な力を もつものである。ところが愛情が不安定な人では、怒りがうまく機能しない。 感情が暴走し、自分を守るどころか逆にもっと事態を悪化させたり人間関係を 破綻させていく。ー中略ー人を支えていく場合にしろ、自分が支えられる場合 にしろ、安定した愛着は安全基地や安全な避難場所になってその人を守る。 安全基地は家庭であり、愛着は信頼とも言えるのかと思うのですが。そこが不充分だと 安定した感情が持ちにくいと言われてるのならば、それゆえに怒りが表出し辛いと言われる のなら、私自身はそうなのかも知れませんね。そしてそう言う方は案外多いのかもしれない この前に奥田知志さんの講演の中でも「ハウスレスとホームレスは違う。今ハウスレスの人 は少ないけれど、ホームレスの人は多い」と言うようなことも言われてました。この場合の 「ホーム」とは家族や友人や知人等の人と人との絆をさす言葉だそうです。 とにもかくにも、そこに至るまでにどんな要因があったにしても、私が怒りを表しにくい と言うのは事実なのです。それゆえに自分がとっても生き辛くなってるとはそんなに感じ てはいないのですけど、少なくともこの「怒り」も自分の大切な感情ならば大切に扱う 必要がありますよね~自分の中で認めてあげて受け入れていくと言うかね。そうすれば もっと柔らかなものに、建設的なものに変化していくかも知れないですものね 楽しいときは楽しいように、悲しいときは悲しいように、怒ってるときは怒ってるように 自分のそのまんまの感情を表すことが出来れば良いなあ~苦手だけれど~笑 私がそう心がければ、家族の意思の疎通ももっと軽やかなものになるのかな? 何でも思ったことがそのまま言い合えるようになるのかな?わからないけれど。 連休の中日にちょっと時間がとれたので、自分の思い付くまままに書いてみました。 思いつくままなので何が言いたいのかまとまらなかったですけどね。 明日は実家の親のお付き合いで一緒にお墓参りです。穏やかな時間が過ごせますように。 怒りの気持ちがわいてこないことを祈ります。 ベランダ園芸の苺が沢山実をつけました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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