＊人はかわれるかもしれない＊

以前から娘が行きたいと言っていた場所に

二泊三日で一緒に旅行に行きました。

中３の始め１４歳になって少しした時から

「生きていても何も楽しい事がない」と

毎日家に篭り、寝てばかり居た娘ですが、

その頃からは４年の歳月が流れました。




その間、行きつ戻りつ色んなことがありま

した。２年前からは病院でカウンセリング

を受け始め（本人の希望で）ました。

そして１年前から学校に行き始め、約３年

のお家生活にピリオドを打ちました。




その間上がったり下がったり、行きつ戻りつ

しながら。そして私に話す時間は徐々に増え

てきましたが、相変わらず本音は言いません

だから今回の２人旅は、或る意味親子再生の

時間になるのかしら？なんて感じて居ました




旅行の主導権は娘にありました。今までとは

少し違います。宿は夫のセレクトですが、私

は付き添って行く感じでしたね。

でもとても楽しめましたよ。初めて行った所

でしたし上げ膳下げ膳で食事も最高だったし




何かがしたい、こうしてると楽しい、嬉しい

生きてるってそう捨てたものじゃないと思い

始めたみたいです。長かったけどやっとね。

そう思えない時間が長かったから、私はそれ

だけで、とても嬉しかったですね〜




旅行中過去の事について吐き出しもあり、私

も気が付かなかった事を、娘に謝る事が出来

ました。謝れば良いってものでも無いだろう

けれど、娘の本音が聴けて距離が近くなった

気がして居ます。




母娘は近過ぎても難しいし遠過ぎても難しい

そこら辺の距離の取り方は、息子の時よりも

さらに応用問題な気が、私はして居ますね。

今回娘が言った言葉で印象に残ったのは、

「誰かの１番の存在になりたい」と「認め

て欲しい」と言う気持ちが強いと言う事です




承認要求かな？それは親だけではなかなか

難しい事であるなあ〜と感じたのでした。

これから娘がどんな人生を歩んで行くのか

私にはわかりませんが、本音を話してくれ

る母親で居たいなあと思います。





宿で頂いた美しい白子のお料理。今回の旅で１番
美味しかった。




日本海は寒かった。




松江城の天守閣から見る街並み。





飾られてた格好良い甲冑。





八重垣神社は縁結びの神社。





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