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カテゴリ:映画の話 『カ行』
原題は『Trapped』クライムサスペンスでございます。
ルイス・マンドーキ監督の、最近ありがちな『どんでん返しの連続』でも『スタイリッシュ』でもないけど、吸い込まれるように“物語”に入っていけるので、『よい本を読んでる』感覚に近いかも。 だもんで普段、あんまりサスペンスものは観ない方にこそ観ていただきたい映画でございます。 ま、観ない!って言ってるのに勧めるのもどうかとは思いますけど(笑) 主演は、『ホンダフルライフ!』のシャーリーズ・セロン嬢。南アフリカ出身のオスカー女優でございます。 共演は、幅広いヒールを演じ分ける演技派、ケヴィン・ベーコン。 大物俳優との共演続きでもはや本当に子供なの?説まで飛び出す、ダコタ・ファニングちゃま。 美女なのになぜか美女に見えない、コートニー・ラブ嬢。 周到な計画で完全犯罪をことごとく成し遂げ続ける犯人が次に狙ったのは、とある麻酔科の医師。 特許取得の新薬を開発し各地で公演依頼が絶えない日々を送っています。 ある日、自家用セスナで飛び立った夫を見送り、家に戻ると待っていたのは見知らぬ男。 同時に、公演先の夫の元にも謎の女が近付いてきて、夫は『娘の誘拐』を知る。 娘を取り戻すべく、妻と夫、それぞれの密室での攻防が始まる…。 演技巧者の俳優が揃ってますからね、もちろん素直に展開していかないのですがね(笑)でも、それぞれのシーンが完璧に作られてて、『ハラハラドキドキ』でなくて自然に入り込んでしまうサスペンスです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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