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カテゴリ:音楽
日本にも強烈なフォロワーがいます。たぶん、現在“世界で一番エモーショナルなギターを弾く人”じゃないかと思います。(ボクは)
『クロスロード』って映画で“悪魔に魂を売ったギタリスト”役で、ラルフ・マッチオの敵役で登場しますが、ギタリストなんで、当たり前ですが、吹き替え無しでギター弾いてます。 ちなみにラルフ・マッチオの吹き替えは“ライ・クーダー”が弾いてます。これ、考えたら豪華共演ですよね? でも、ブルース・ギタリストでは無いのです。 ん~ジャンルは…不特定?(笑)ハードロックをやってこられてたので、そっちのファンは多いですけど、本当はもっとグローバルです。 彼のキャリアの始まりは、フランク・ザッパ専属の『採譜係』だったそうです。 つまり、『フランク・ザッパの弾いた音を洩らさず譜面に書き写す係り』です。 ザッパもヴァイを気に入って、いつも側に置き、時には『会話』をも採譜させた…という逸話も残ってます。 そんな採譜係が、フランク・ザッパ~アルカトラズ~デビッド・リー・ロス~ホワイトスネイク~とキャリアを重ね、その間にも数々の客演をこなし、ソロ作品を出し、今や最先端にいるわけですから、一番驚いてるのは本人かも知れませんね。 彼の何がスゴイか…って言うと、オールジャンルこなせる幅広さと知識。高い技術と精神性でしょうか。 『知識』や『技術』があると、つい頭でっかちな演奏になりがちなんですが、彼はその衝動に逆らうかのように、常に独創的な演奏を披露し続けます。まさに『度肝を抜かれる』って感じでしょうか。 かと言ってスタンダードから突出してるワケじゃなくて、ちゃんと節操もある(笑)よく『変態的』と評される事が多いそのプレイスタイルですが、前衛的な部分を切り取ればそうかも知れませんが、『心のままに』プレイするため、常にバランスを考えてる人だと思います。 一言で言うと『分からん』のです(笑) でも決して『つまらん』のではなく『素晴らしい』のです。例えるなら『ピカソ』や『ダリ』のような、『スゴイんだろうけど分からん』って感覚ですね。 機会があれば一度、CDショップの試聴器ででもご賞味ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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