（仮）sevaの…まぁ、いいや。それで。

スウェーデンの同級生の５人組で結成されたバンドです。一度、製作の方法に嫌気がさしてバンドを解散させたものの、再び活動を始めました。

そういう『身近な人たち』で結成されたバンドはキラ星の如く世界中で存在するんですけど、こと『世界で通用する』となると本当に限られます。その中のひとつが、この『クラウドベリージャム』です。

北欧って結構、ポップなバンドを数多く排出しています。ヨーロッパで第二外国語が『英語』という国も多いのも世界で通用する原因でもあり、日本人が通用しない原因でもあるでしょう。
でも、根本的にセンスが良いかどうか、そこが問題ですけどね。

スウェーデンって国は根本が自由な国であって、もちろん伝統的な『民謡』も大切にされてるでしょうし、新しい音楽も積極的に取り入れて自由な発想で“新しいものを生み出す”のが得意です。

そういう『自由な発想』で生み出される彼らの音楽は、ポップセンスに優れ、デジタルもアコースティックもロックもジャズも上手く調理し、毎回、“ごった煮”的な作品を並べてくるのに、どこか統一感があって、オリジナリティーに溢れています。

これが『５人の同級生』が作り出すんですからオドロキです。
『自由な発想』で奏でる彼らの音楽は、彼ら自身も楽しいでしょうし、聴いてるボクらも本当に楽しいです。

そして、ジェニーの『キュートなルックスにアルトヴォイス』というギャップも魅力の一つでしょうね。


日本人も『こうじゃなきゃいけない』ってのを捨てればもっといい音楽を発信できるでしょうにね。残念だなぁ。