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カテゴリ:映画の話 『ハ行』
女は恐ろしい…って映画ですが、『危険な情事』的な怖さではありませんので、男性もリラックスしてご覧いただける作品に仕上がっております(笑)
基本的に『ミュージカル』の要素を多大に含んでおりますので、あ、そう言えば日本でも舞台化されましたね。ま、気楽に観れるサスペンス映画です。 監督は、あ、もちろんフランス映画なんで、フランスの監督 フランソワ・オゾンって方です…すみません、フランス映画に疎くて…(汗) とにかくキャストはジャスト8人(と一人) カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペール、エマニュエル・ベアール、ダニエル・ダリュー、ファニー・アルダン、ヴィルジニー・ルドワイヤン、リュディヴィーヌ・サニエ、フィルミーヌ・リシャール…調べました(アハ) ボクが知ってるのは、カトリーヌ・ドヌーヴとエマニュエル・ベアールくらい…(汗)でも、面白い映画でしたよ。 これWOWOWでやってたんですけど、ベルリン映画祭で、女優さん全員に賞が出たそうですね。 内容は、とある富豪の家、クリスマスを過ごすはずだった家族に降りかかる不幸の物語。 その日、珍しく遅い朝を迎えた一家。メイドが女主人の言いつけで一家の主の部屋へ朝食を持っていくところから始まります。悲鳴を聞きつけ家族がホールに集まりますと、なんと主人が殺されているではありませんか! 女主人と娘が二人、同居する女主人の母親と、女主人の妹、そしてメイドが二人。何者かが侵入した形跡はなく、警察に通報しようにも電話線は切られ、車は壊され、大雪で外へ出ることも出来ません。最悪の疑心暗鬼の中、音信不通だった殺された主人の妹がやってきます。 それぞれがそれぞれのアリバイを語り、そこへ事情が絡み、ウソが絡み、愛憎欲望むき出しに密室で追い詰められていく8人。 時間と共に、一人一人が真実を語り始めるんですが…。 シニカルでブラックな一つ一つのストーリーをテンポよく織り交ぜながらミュージカルタッチでポップに仕立てた傑作でございます。 いやぁ~思ったより面白かったです(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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