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カテゴリ:映画の話 『サ行』
見入ってしまいまして、WOWOWでやってたもんで(汗)仕事そっちのけで(エヘ)明日やりゃええか!
ティム・バートンの脳の中はだいたいこんな感じ?という、わりと初期のティム・バートンらしい『子供の時からこんなことばっかり考えてたんだろうな…』って作品です(笑) 主演は、ミュージシャンになるはずがオスカー常連 ジョニー・デップ どことなく不気味な美しさと、丸いおでこが魅力 クリスティナ・リッチ あれこれ出てます渋い眼差しの名脇役 マイケル・ガンボン ティム・バートンの奥様で存在感の俳優 リサ・マリー そして、ほんまに怖い…クリストファー・ウォーケン “首なし騎士”の伝説をうまく織り交ぜながら、サスペンスともスリラーともエンターテイメントともつかない不思議空間を見事に映像化した快作です。 とにかく『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』の世界をリアルに造ってみせた美術スタッフが素晴らしい! 内容は、18世紀末のニューヨーク。人権無視の裁判がまかり通る時代、ニューヨーク市警察の捜査官として使命に燃えていた気弱な主人公イカボット。ニューヨークから馬車で2日も離れた移民の村“スリーピー・ホロウ”の連続殺人事件を担当する事になります。 血縁の濃い村で起こった連続猟奇殺人は、死体からいずれも首が無くなっており南北戦争時代、悪魔のような強さで戦場を殺戮で染め上げた“首なし騎士”の仕業だとまことしやかにささやかれていた。 科学的捜査と、長老たちや村人の相関図を調べ、犯人に近付こうとするんですが、あざ笑うかのように犠牲者は増え、そしてある夜、ついに“首なし騎士”と遭遇するのです…。 ストーリー自体“ジェヴォーダンの獣”を連想しますが、より“奇想天外”な仕上がりになってまして、バッサバッサと首が落ちる映像は、作り物と判っていても気持ちのよい物ではないので、“ホラーは苦手”な方にはあまりオススメできませんが、B級映画好きにも楽しめる作品かと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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