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カテゴリ:映画の話 『サ行』
泣いた泣いた。もうそれだけでいいのです、この映画は。つべこべ言う前に観て泣こう!
監督は、ニック・カサヴェテス。緊迫感のある絵を撮るね。使い古されたストーリーを上手く使ってみせるテクニックは脱帽っすね。 主演は、オスカー獲ってからすっかり余裕の演技 デンゼル・ワシントン 共演に、ちょっと“デニス・ホッパー似”の名優 ロバート・デュヴァル お肌のトラブルに関しては“危険信号”の名優 ジェームズ・ウッズ キュートなショートカットで意地悪そうな美女 アン・ヘッシュ 美形なのに警官の姿だとどうも怖い… レイ・リオッタ 中身は…もうどっちゃでもええねんけどね。書く?(アハ) アメリカ独特の医療保険の制度によって、救える命が救えなくなっている…という現実に、大きな一石を投じた映画でしょうね。 くれぐれも、これ“フィクション”ですけどね、きっとこんなような事が毎日毎日ノンフィクションで繰り返されてるんだろうな…と思ったら、明日はわが身ですよね、日本も…(怖) ある日、息子が倒れ、病院に担ぎ込まれる。診断の結果、重い心臓病ということが判明。生き延びるには“心臓移植”だけという。 リストラが元で労働時間が削られてしまい、家族の病気に対する医療保険が下りない事が判明し、ジョンは高額な移植手術代の金策に東奔西走する。 家のものを売り、借りられる金は借り、心臓外科医とも約束を取り付けた矢先、病院から無情にも退院させられてしまいます。 路頭に迷ったジョンは、救急病棟に篭城。心臓外科の権威や患者、スタッフの数名を人質として、立てこもったジョンの唯一の要求は『息子の心臓病の移植手術』。 警察が包囲する中、必至の説得が繰り返されますが、頑として譲れないジョン。やがてマスコミがかぎつけ、美談として全米に放送されます。ジョンを支持する野次馬が取り囲む病院で一進一退の攻防が繰り広げられるんですが…。 ハラハラドキドキ。そして涙涙…ジョンが息子に語る場面は涙なくして観られません! 親子で是非!ご覧下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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