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カテゴリ:映画の話 『サ行』
風邪ひいて寝すぎて夜に目が冴えた。そんな時はまだ観てない映画の中から“眠くなるだろう”と思われる映画を観よう(アハ)
なんて思ったらどっこい!…面白いの、これ(ニヤリ) 監督は、巨匠ラッセ・ハルストレム。でも過去の作品からすれば、この作品はちょっと異色なんかな?いや、そんなことないか?ま、とにかく、巨匠、快心の一本に違いないっすね。 主演は、宇宙人から極悪人まで、元祖カメレオン俳優 ケヴィン・スペイシー 共演に、“日陰の女”と言えばこの方 ジュリアン・ムーア この映画で助演女優賞の英国諜報部の重鎮 ジュディ・デンチ やっと出た!この悪女っぷりったら最高! ケイト・ブランシェット 何度聞いても名前が覚えられない怪優 ピート・ポスルスウェイト いぶし銀の演技、名バイプレイヤー スコット・グレン 内容は、厳格な父親から受けた躾によって“泳げない”トラウマで内にこもる性格のクオイル。孤独を愛し、それでも新聞社でインク係の仕事を真面目に続ける毎日。 ある雨の日、目の前に突如現れた女性に恋をしてしまうのですが、この女性がかなりのアバズレ(アハ)それでも人生で初めての恋、そして幸せ。女の子も生まれ、幸せに満ちた結婚生活を送るはずが、アバズレは一向に治らず苦悶の日々を送るのです。 ある日、トラウマだった父親が母親と無理心中したという知らせが舞い込んできます。さらに、妻はクオイルとの退屈な生活に嫌気が差し、若い男と娘を連れて家を出ていってしまうが、すぐに交通事故に遭い若い男とともに水死。 さらに娘は人身売買組織に売られていたところを警察に保護されます。 失意のどん底にあるクオイルのもとへ、父親の妹と名乗る女性が現れます。故郷に帰る前に兄に会いに来たと。心の傷を癒し、もう一度やり直すために、故郷ニューファンドランド島へと向かうことを決心したクオイル。 その雪に包まれた美しい田舎町で、先祖の残した家に住み、港湾新聞を手がけることになったクオイル。人々との交流と、自然に癒されていくのですが、ふとした事で自分の祖先の秘密を知ってしまうのです…。 田舎の会話ってほんまこんなんですよ、エスプリの利いた感じのね(アハ) 自然と過去と人とトラウマと思いやりと混ざり合って溶け合って傷つけ合って癒して…人間の本来持ってる懐の深さや優しさ。自然に包まれて生きる人々のドラマ。 思いやりに溢れた優しいええ話です(アハ)ほんとブラボー! かなりオススメです!強くオススメです! 4ションペン 3デンゼル 5デニーロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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