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カテゴリ:映画の話 『カ行』
不快だ、実に不快。なのに最後まで観てしまうのは何だろうか?(アハ)好奇心だけではない何か理由を感じますが、気味悪いトーンの嫌な映画であることだけは間違いないようでして…。
以前に、一度、観たんですが、最近、原作本を読んだという方の感想が『良かった』という事だったので、原作を読んでみたいような気になる映画ですね(逆じゃないのか?) 監督は、森田芳光。そう言えば、最近あまり露出されませんが。 主演は、復刻版テレビドラマ『エースをねらえ!』でおなじみ 内野聖陽 共演に、天才肌の名女優。このキャラで恐さ倍増 大竹しのぶ 上手いのかどうなのかよくわからんが不気味なキャラ 西村雅彦 石橋蓮司、田中美里、小林薫、町田康、と、曲者が多数出演です。 内容は、保険会社に勤める若槻。会社では人望も厚く、主任のポストをそつなくこなしております。 ある日、ふらりと生命保険の契約内容を聞きに訪れた女性。どこか異様な雰囲気をかもし出すその女性の家へ訪問した際、その家の息子が首を吊っている現場を目撃する。 第一発見者となってしまった若槻のもとに、保険金の請求にやってくる女性。窓口で一旦は納めたものの、後日、その亭主がやってきて保険金について執拗に問いただす。 それから毎日のようにやってくる亭主に『普通じゃない』様子を感じた若槻。独自でこの夫婦の過去、生い立ちを調べていくのだが、保険金に関してある“前科”を持つ事が判明し、一気に疑惑が持ち上がる。 その後、保険金の支払いを渋る会社に対して、警察は自殺と断定。保険金は支払われることになるのだが、これはまだ序章に過ぎなかった…。 いわゆる“ジャパニーズホラー”とは一線を画す作品で、嫌な恐さ。『危険な情事』のあの質感と似た感じもあるし、どこか摩訶不思議な感じもするし、とにかく爽快感はゼロで『嫌な映画』って感じか。 過去に一度観て『妙に嫌な感じ』を受けたのに、たまたま深夜やってたので観てしまったが、結末を知ってるのになぜかまた最後まで観てしまった(アハ) きっと『クサイけどなぜか嗅いでみたくなる』心理に似てるんではないかと思う映画であります(アハ)それを狙って作ったのなら森田監督は天才だと思うけど(ニヤリ) 2ションペン 4デンゼル 4デニーロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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