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カテゴリ:映画の話 『カ行』
ジム・ジャームッシュ万歳だ!(アハ)
映画としては『どこが面白いんだ?』と思われるような作品で、完成度とかエンターテイメント性は高くは無いとは思うけどね、とにかく『ニヤリ』とさせられる会話と設定。ほんとニヤリです。 モノクロの画面にコーヒーでしょ?『やる気あんの?』ってことですよ(アハ)でもその『やる気は無いぞ』って感じが実に新鮮で心地良く、『2時間にどれだけ詰め込めるか』が勝負のハリウッド大作を観た後には絶対に観ていただきたい一本です。 って感想から書いちゃった(アハ) 監督は、ジム・ジャームッシュ。ん、まぁ、天才だわな。 短編集なんでキャストも書き出すと豪華ですが、 ロベルト・ベニーニ イギー・ポップ トム・ウェイツ スティーヴ・ブシェミ ケイト・ブランシェット アルフレッド・モリナ スティーブ・クーガン ビル・マーレイ とにかく面白いキャストです。 市松模様のテーブルにコーヒーとタバコ。そして二人。とりとめのない会話だけなのにどこかおかしく、伝わってるようで伝わってない話に思わずニヤリとさせられる。全編通して、カフェインとニコチンとの中毒について訴えかけてるような映画ですが、それがあるから人生はこんなにも面白いんだという逆説とも言えるような仕上がりになっています。所々にデジャビュのような会話を盛り込んである辺りもなかなかいい感じですね。 オススメ。 3ションペン 1デンゼル 3デニーロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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