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カテゴリ:映画の話 『ハ行』
かなりヘビー目の映画ですので、覚悟あってご覧いただくほうがいいでしょうね。
監督は、ジョエル・シューマッカー。社会派でスリリングな映像を得意とする人ですね。最近ですと『ヴェロニカ・ゲリン』には驚愕でした。 原作は、ジョン・グリシャム。ははぁ~ん、なるほど(ニヤリ)のデビュー作。 で、主演は、軟派な役どころが多いですが、実はすごいインテリ マシュー・マコノヒー 共演に、『スピード』の頃は好きだったなぁ…ゴメンね(エヘ) サンドラ・ブロック 宇宙の騎士からヤク中まで。まさしくハリウッドの“みのもんた” サミュエル・L・ジャクソン カメレオン俳優(殿堂入り)ナオミ・ワッツに似て…(もう言うな…) ケヴィン・スペイシー キーファーとは『三銃士』以来。このところめっきり名優になった オリバー・プラット 『父さん、ボクの演技はこんな感じでいいんでしょうか?』 ドナルド・サザーランド 『キーファー。先ずは自分の思うように演じてみなさい』 キーファー・サザーランド 悪役を演じさせたら天下一品!オスカー俳優、最後のチョイ役 クリス・クーパー そしてこんな人も出てたり…つーか、豪華だなこの映画って…。 アシュレイ・ジャッド 内容は、アメリカ南部、まだ人種差別が当たり前の頃の話。(正直、島国の日本人には複雑なストーリーですが) ある黒人少女が、白人青年二人にレイプされ殺されかけます。父親(サミュエル・L・ジャクソン)は、いとも簡単に復讐を果たす。公の場で二人の白人青年を射殺。居合わせた監察官にも膝下切断の大怪我をさせてしまいます。 その黒人の父親を弁護する若い白人弁護士(マシュー・マコノヒー)と仲間たち。対するは負け知らずのやり手検事(ケヴィン・スペイシー)。 完全に、『死刑か無罪か』って方向で裁判は進んでいきます。だから殺された白人青年の話は焦点にならず、すでにどうでもいい複線になってしまってます。 黒人の開放運動の指導者や牧師が横やりを入れ、被害者の仲間(キーファー・サザーランド)やKKKが裁判の妨害工作したり、どんどん大きく展開していきます。なので、アメリカの黒人の虐げられた悲しい歴史が分からなくても中だるみせず、最後まで目が離せない作りになってます。 (同様に『アミスタッド』もオススメ) 『自分が○○の立場ならどうするか…』考えない人は居ないでしょう! 赤穂浪士は主君の仇を討って最後は切腹でしたからね。それからすると『罪』っていうものの解釈が、なんだか釈然としないものはありますけどね。 グッと入り込めたら沢山の感動を得られる映画です。 4ションペン 4デンゼル 4デニーロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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