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カテゴリ:映画の話 『カ行』
ロバート・ゼメキス製作、マチュー・カソヴィッツ監督のゴシック・ホラーでございます。
後半はサスペンス色の強い謎解きで、ただ単に『おどろおどろしい』映画ってワケでもなく、情念・執念とにかく、遣る瀬無い悲しみや怒り、ん~…『ポルター・ガイスト外伝』みたいな感じでしょうか?違うか(エヘ)ま、『子供は観るな!』って映画ですね。 主演は、“ザ・パーフェクトバディ”ボンドガールにしてオスカー女優 ハリー・ベリー 共演に、『最後はきっと正体を現すはずだ』と誰もが思う ロバート・ダウニー・Jr 過去の華々しいキャリアを賭け、難役を熱演 ペネロペ・クルス 冷静な判断力と科学的な捜査で犯罪を分析する心理学者で犯罪捜査官のミランダ。夫でこの刑務所の所長であるダグラスとともに、女性刑務所の精神病棟をまかされていた。 このところ気がかりなのは、義父殺害の容疑で収容されているクロエという患者が、あまりにも現実離れした作り話をすること。しかし非現実的な妄想だと全くとりあってはいなかった。 その日の夜、嵐の真っ只中、家路を急ぐのですが、道路事情により迂回を余儀なくされる。とある古い橋を渡った瞬間、目の前に女性が立ちすくんでいる。慌ててハンドルを切ったが、その女性は微動だにせず震えている。駆け寄って声を掛けた瞬間、記憶が途絶える…。 意識を取り戻した場所は、さっきまで自分が働いていた女性刑務所の中。彼女は、夫殺しの容疑者として収容されているのだった。しかもあの嵐の夜から三日目…。 思い出そうにも何も思い出せない。しかし、殺害現場には自分が犯人とする動かぬ証拠が幾つもある。現実を受け止められずにいる彼女。それでも真実を求めて抵抗を続けるのだが、やがて想像を絶する恐怖が忍び寄ってくるのであった…。 まさしく“ゴシック・ホラー”。単なる呪いとか憑依とか逆恨み的な怨念ではなく、死者が真実を語りかけてくる事に気付いてからの展開は、まぁ、ハリー・ベリーの一人芝居って感じですが(アハ)、“ハードなシックスセンス”っつーか、サスペンスなんですけど、根底には切ないドラマがあって…って感じ。ボクは好きですね、これ。 世の中の憑依体質の皆さん、お察しいたします(エヘ) 3ションペン 4デンゼル 3デニーロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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