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カテゴリ:映画の話 『カ行』
迂闊にも夜更かしついでにテレビをつけたらやってましてね、思わず観ちゃったワケですが、やっぱり『いい映画』に違いないなと、10数年経ってあらためて思うワケです。
主演は、笑顔の作り方は今も変わらず ダスティン・ホフマン 共演に、泣き顔の作り方は今も変わらず メリル・ストリープ 内容は、ある日、突然、妻が家を出てしまいます。夫は理論的に、妻は感情的に、夫婦・結婚・家庭に対してお互いの意見をぶつけ合いますが、解決どころか関係は余計にもつれ、ついに裁判にまで発展してしまいます。 お互い、唯一の救いは幼い息子の存在。妻がいなくなってから、不器用にも家事全般をこなしながら、息子のために必至になって働くクレイマーではありましたが、その息子のために仕事にも支障が出始め、会社からクビを宣告され華やかなキャリアを失ってしまいます。 ただでさえ母親に移譲しやすい養育権。仕事が無くなれば裁判はほとんど勝ち目が無い。クレイマーはプライドもキャリアもかなぐり捨て、必至で仕事を見つけ、その裁判に臨むのですが…。 『チャンプ』とこの映画、子役の素晴らしいことったら無いですね。『チャンプ、帰ろうよ…』と泣く子供に、無言でフレンチトーストを作る父に抱きつく子供…涙なくしては観れません。 もう四半世紀ほど昔の映画なんですね。それにしては今と事情があまり変わってないのかな?とも感じますね。親のエゴの犠牲者はいつも子供なんですね。 『子は鎹(かすがい)』と申しますが、まさにその通りで、結局、夫婦は他人だとしても親子の縁は切れないワケで。 あぁ~薄っぺらいコメントだ(アハ) ま、エンディングはちょっと賛否両論ありましょうが、ボクは『子供が一番よい結末』になる事がどっちに転んでも良い結末だと思うので受け入れることが出来ましたけどね、メリル・ストリープがワガママで都合のいい母親に見えてしまうかもしれない危険性もはらんでますからね。 観た事無い人がいらっしゃったら、お金を出してでも観るべき映画だと思いますしね、これ『高校の教材』で使ってもいいかも…なんて思いますね(ニヤリ) 4ションペン 2デンゼル 5デニーロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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