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カテゴリ:映画の話 『マ行』
デビッド・リンチ監督の『ストレイト・ストーリー』を髣髴とさせるロードムービーでございます。
トミー・リー・ジョーンズの苦い顔だけがこの映画の見せ所って感じではあるものの、砂漠・草原・崖・岩山・荒野…道なき道をゆくカントリーミュージックが似合いそうな映像のオンパレード。 『地球はでっかいぞー!』って映画でもあるよね(アハ) で、監督は、トミー・リー・ジョーンズその人でございます。残念ながらコーヒーを飲むシーンは少ししか出てきませんが(ニヤリ) で、脚本に『バベル』のギジェルモ・アリアガ。脚本ありきの映画かと思いきや…いやいや、まぁ、観てのお楽しみ。 主演は、本当は器用な人なのですが、そう見せないのが演技力 トミー・リー・ジョーンズ 共演に、本当は不器用かもしれないけど器用な役が多い バリー・ペッパー 内容は、テキサス州、メキシコとの国境沿いの小さな田舎町(テキサス州は国境になることがこれでわかりますね)ある日、メルキアデス・エストラーダというメキシコ人のカウボーイがふらりとやってきます。ベテランのカウボーイ・ピートは不法入国者と知りながら彼を受け入れ、仕事の面倒も見てやったり、人種・国籍・年齢…全てを越えて固い友情を築いていた。 そんなある日、メルキアデス・エストラーダが殺され、荒野に放置されていたことを聞かされたピート。彼の屍を処理させて欲しいと保安官に願い出ます。 しかし、ちょっとした行き違いで死体は共同墓地へ勝手に埋葬されてしまいます。 ピートは一人、犯人を捜しますが、不法入国者のカウボーイのことなど、人々の目には留まりません。そんなある日、新人の国境警備隊員が犯人であるという情報を聞きつけ、ピートはその新人隊員を拉致し、墓を掘らせメルキアデス・エストラーダの死体を乗せ、馬に乗り遠くメキシコに向けて出発します。 生前、メルキアデス・エストラーダと交わしたある約束を果たすために…。 時間軸を行ったり来たりしますが、そんなにワケわからんようにならんので、安心してご覧いただけるとは思いますが、ある意味『景色を楽しむ映画』みたいなとこもあるので、ストーリー展開とかどんでん返しとか、あまり期待しないでね(エヘ) ま、日曜の昼下がり、の~んびりソファーにでも座ってなんとなく観て、ホッとする映画でございます。 3ションペン 2デンゼル 3デニーロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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