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カテゴリ:映画の話 『カ行』
暑い!暑苦しいほどの“男炸裂”って映画です。で、さすが儒教のお国柄、韓国の『先輩・後輩の力関係』を如実にあらわしてる映画です(エヘ)
監督は、よく存じませんけど、リュ・スンワン。丁寧に二極を描いてます。 主演は、ダブルキャスト。 中年ボクサー役の『オールド・ボーイ』こと、(“こと”じゃないよ!)チェ・ミンシク この人は、普段からこのテンションだったら怖い人だと思う リュ・スンボム 内容は、荒んだ人生を無気力に生きる二人の男の物語。直接的な因果関係などは無いんだけど、“こちら”と“あちら”で同じテンションで描いてあります。 元・銀メダリストのボクサー。信頼していた仲間に裏切られ、事業で莫大な借金を抱えてしまう。過去の栄光と決別できず気位が高く聞きわけが無い。おかげで妻子に逃げられ、挙句、路上で殴られ屋として生活することになる。 一方、ろくに教育も受けられず、ヤクザな日々を送る青年。ケンカで相手と示談交渉をしてきた父親に反抗し、その金をまかなう為、金貸しから金を奪うが逮捕され少年院に送られる。自暴自棄となって荒れ狂うが、ボクシングと出会い、没頭していく。 殴られ屋として生活できるようになってきたものの、テレビの取材で居所がバレてしまい、借金取りに追われる日々に逆戻り、しかも元・妻は再婚すると聞き、息子との時間も失われていく…。 一方、父親が事故で死に、祖母も過労がもとで入院、すべて自分のせいだと改心する青年は、ボクシングで生きていくことを決意。そして、新人王決定戦への出場を決意する。 そんな二人が決勝戦で全てを賭ける。 3ションペン 4デンゼル 4デニーロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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