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カテゴリ:映画の話 『サ行』
『騙されるな』と、のっけから言われ続けるとかえって『騙されないでいよう』と思うものでございまして、特に、映画をよく観ている人ほど“どんでんがえし”をやられっぱなしなものですから、『あやしい』と決め付けて観てしまう…そう思って観ればもうそうとしか観れないワケでありまして、『あれ?騙されたの?騙されてないの?』と逆にわからなくなってしまいますので、素直に観られることを強くオススメいたします!
裏の裏を読めば表で、その裏はやっぱり裏なのでございます。あれ?じゃ表は何だ?…と、おそらく“それ”が狙いのスコセッシ(ニヤリ)見事でございます! 主演は、世界の環境に優しい俳優 レオナルド・ディカプリオ 共演に、ベン・キングスレー、マーク・ラファロ、マックス・フォン・シドーと新旧の世界的名優が固めております。 内容ですが、 精神を患っている犯罪者だけを隔離し収容する監獄であり病院である孤島“シャッター アイランド”…誰もその島を逃げ出すことは出来ず、唯一の手段は病院が所有する船で海を渡るのみ。そんな孤島で、ある女性患者がまるで煙のように突如として姿を消した… その奇怪な事件を調べるため、元軍人で連邦保安官のテディと、新たに配属されたばかりのチャックが派遣されるところから物語が始まります。 監獄だけあって厳重過ぎるほどの警備、張り巡らされる鉄条網、高圧電流が流れる壁、その中に囚人の治療を行う病院があり、美しく整備された大きな庭、多くのスタッフに守られる患者たち、建物は、男性の収監されるA塔、女性の収監されるB塔、危険な患者が収容されるC塔とに分けられ、中でもC塔には特別な許可がないと誰も入る事が出来ない… 病院の院長は穏やかで、患者の外科的手術を反対する穏健派。患者への薬物治療を推し進めるが、外科部長のドイツ人医師とは意見が対立しております。 先ず消えた女性患者の部屋を調べますが、そこには『67』という数字と『4の法則』と書かれた小さなメモがあり、院長も何のことだか知らないと言う…病院のスタッフ、患者と、聞き込み調査を続ける。 テディは消えた女性患者の捜索とは別に“とある事件の犯人”がこの病院に潜んでいると目星をつけており、その犯人こそ、自分の妻と子供を殺した“放火魔”であり、名前を“アンドリュー・レディス”と言う。 島には巨大な嵐が島に近づいていた。その夜、悪夢で目覚める。その昔、解放軍として参戦した過去、ドイツの収容所での痛ましい出来事がフラッシュバックして急に激しい頭痛に悩まされるようになる。 翌日、嵐は激しさを増し、患者たちやスタッフと共に地下へ避難することになる。その夜、今度は亡くなった妻や娘の夢を見る。やがて幻覚が見え始め、激しい頭痛に頻繁に煩わされるようになる… 果たして“アンドリュー・レディス”は本当にC塔に潜むのか、そして消えた女性患者はどこにいるのか… エンドロールの後に急展開があるとしたらボクは見逃しちゃってますのでどなたか観た方は、『エンドロール後を見よ』とコメントください(アハ) 4ションペン 4デンゼル 4デニーロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 16, 2010 10:05:58 PM
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