超星神グランセイザー第43話
第43話「絶滅者ボスキート」登場グランセイザー……天馬・未加・剣・洸・涼子・仁あらすじ……洸たちは、ボスキートを前に、自分たちは味方であることを伝えようとするが、ボスキートは攻撃してくる。そこでやむなく応戦する風のトライブたち。一方、目を覚ました天馬は自分を助けてくれたルカがいないことを知る。ルカはボスキートと洸たちの戦いを見ていたのだ。ボスキートが洸たちの攻撃の前に敗れ去ろうとしたそのとき、ベルゼウスからの命令で、ルカはボスキートを助けることに。反撃に出るボスキートに仁は吹き飛ばされてしまう。洸の放つ攻撃と同じ攻撃を出して、その衝撃のなか、ボスキートは姿を消す。洸たちの戦いの現場にやってきた未加と剣はその場にいるメカを見つけると、天馬の行方を詰問する。そして洸たちも合流し、ボスキートを助けたのが彼女だと知り、問いただす。そこに天馬が現れ、彼女が死にかけた自分を助けてくれたのだと擁護する。だがそのとき、ルカが意識を失う。天馬たちは彼女を空き家に運び込み、洸が診察をする。洸はふつうでは死んでいるといい、彼女が宇宙人である可能性を示唆する。目を覚ましたルカは、彼らの優しい行動に、自分が教えられてきた地球人は違うという。地球人はこの上もなく残酷な種族だと彼女は教えられてきたのだ。堀口博士のところに来たルカの口から彼らは自分たちが宇宙でもっとも凶悪な生物ボスキートの子孫であることを知らされる。そしてルカがボスキートを甦らせたのは、ボスキートによって地球人を絶滅させるためだという。そんなことはさせないと飛び出そうとする天馬を仲間たちは押さえ、堀口博士はボスキートの入っていたカプセルに、再びボスキートを封じようと解読を始める。そのころ兜山では登山者がボスキートに襲われていた。ボスキートを捜す天馬たち。ついに彼らの前に現れたボスキート。一方博士もボスキートを封じる方法を発見する。急いでそこに向かうものの、戦いのさなかで、なかなかうまく封じることができない。しかもカプセルをボスキートに奪われ、破壊されてしまう。また天馬もボスキートにはなった必殺技が聞かず逆に戦いの様子を見守っていたルカに向かうのを見てその身を挺してかばう。自分の必殺技をまともに受けた天馬。死にかけた彼にルカは自分の命を与える。ボスキートを倒した天馬たちは急いでルカの元に駆けつけるが、ルカは天馬の腕のなかで息絶える。感想……グランセイザーの異星人はみんな光となって消滅していくらしい。きれいな映像ではあるのだけど、それにしても結構人死に出るんだなと思った。それも敵がというより、ゲストがという感じ。しかも最初は敵側であっても、死の直前はグランセイザー側に立つ宇宙人が死んでいく。元々死んでいる場合もあるのだけど。そんなのを見て思い出すのは、なぜか暴れん坊将軍。最初のシリーズはそうでもなかったんだけど、シリーズの終わり頃になると、必ず話の中盤よりあとにゲスト役の人が死んで、それを見て将軍様が決意するというパターンだったけど、グランセイザーもちょっと似ているかも。ゲストが出てくると、グランセイザーの味方になって、そして死んでいくと言うところが。天馬は前回と今回だけでも結構死んでいるしね。ヒーローがこんなに死ぬのは珍しいかも。実際はまだ生きているどね。次回は古代戦争の事実がわかるようで楽しみ。