映画「釣りバカ日誌19」
毎年見に行っている映画。前回は、ちょっと大きな事件があったりしたけど、今回はたいしたこともなく、浜ちゃんの後輩と総務の派遣社員の恋を搦めての話。ただそれだけなんだけど、2時間、よく持たせたなと思う。ストーリー的にはどちらかというと平凡だったしね。でも笑えた。あまりにも鈴木建設のセキュリティーが厳しく、部屋に入ったり出たりするだけで身分証明のカードをかざさないといけないのに、浜ちゃんは持ち歩かなくて結局みんなに迷惑をかけている。でも彼の台詞にも一理あったりするし、また会長であるスーさんも、それに手こずらされて自分が興した会社なのに入ることもできないとへそを曲げて帰ってしまおうとするし。日々のどたばたがおもしろかった。前半の山場はなんといっても、浜ちゃんの胃カメラ検査。わたしも今までしたことがなくていったいどういうふうなんだろうと思っていたけど、「ああいうふうにするのか……」と納得しつつ、彼のどたばたを笑っていた。後半は、浜ちゃんの後輩の恋の話かな。そしてそれまでにもいろいろとそれらしいそぶりは見せるのだけど、告白したシーンの次は、彼の父親が、彼女の実かに挨拶に行ったことを、スーさんに報告しているシーン。浜ちゃんの後輩は製薬会社社長の御曹司なわけで、その父親はスーさんとも親しい。浜ちゃんが結婚式で挨拶を頼まれるのだけど、彼の話が彼女の上司に横取りされてしまって、でも最後はめでたしで終わったけどね。ちょっと感動もしたし。この映画は前回もそうだったのだけど1,000円でみることができるのが魅力。物語的には、話沢ざ゜えいが二することはないと思うけどね。通常の1,800円でこの内容だったらがっかりだったけど、金額と内容で満足している。映画代ももう少し安くなるともっと頻繁に足を運べるのだけどね。