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カテゴリ:思想
これは、乳胎児期の母親の子への接し方に大きく起因してい
ます。しかも、この家庭内暴力は欧米では珍しい例で、日本特 有の現象といっても過言ではありません。 欧米では、出産すると母と乳児は、引き離されて育てられま す。 日本では四六時中母親が授乳、愛撫、下の世話、添い寝 といった育児行為を、徹底して乳児に接しながら育てます。 母と乳児との良い関係ばかりではなく、ときには悪い関係の 全てが、乳胎児にインプリントとされていきます。 ところが、欧米は母と子の距離があるため、乳胎児の心に母 の心の状態がダイレクトに影響することが少ないから、心の核 に傷を負う機会が希薄だと言えます。 乳児期に傷を負い、少年期に親への暴力が出てきたとき、 親が日本特有の育児スタイルが原因で、この暴力にどこまでも 譲歩してしまうからです。 *この日記で、ご心配される方が多いので一言いますが、私の 個人的友人の欧米人達は、海外体験が豊富で日本人の印象 を、よく語ってくれます。 その話によると、東洋人の中でも特に日本人は接してみて、と ても心が温かく優しく、親切で、友だちとしても、或いはビジネス パートナーとしても信頼でき、安心してお付き合いも出来ると言 ってくれます。 これは、乳幼児期の母の愛情が暖かく子供に伝えられている証 拠です。このことは、日本人が世界に誇れることだと言えます。 異常な家庭内暴力は、非情にまれなケースです。ご自分を信じ て深い愛でお子さんを健やかにお育て下さい。決して心配され る必要はありません。必要以上に子育てにおびえないでくださ いね。のびのび行きましょう。喜怒哀楽のもてる、感性豊かな良 いお子さんに育ちますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年05月06日 15時50分32秒
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