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カテゴリ:歴史
宗廟(チョンミョ)
和冦を討伐し、1392年には高麗を滅ぼした李王朝時代の歴代の王と王妃を祭る世界遺産で、 横に細長く毎月五月には祭礼が行われている。景福宮、昌徳宮、昌慶宮、徳寿宮と並び5大故宮の一つ。李王朝の太祖李成桂はソウルに国王、王妃の神位を祭る祀堂として建設を開始、1412年に完成。しかし1592年の文禄・慶長の役で消失。現在の建物は1865年から7年がかりで再建されている。宗廟(チョンミョ)は2殿があり、正殿の柱間内の王・王妃の神位を祀っている。「チャングムの誓い」のロケ地にもなっている。 特に当時の王様は、運動を殆どせず移動も人の手に便り、美味しい宮廷料理ばかりを食していたので糖尿病を患っていた。そこで皮膚炎が酷く、皮膚病に効く温泉にもよく行かれたという。 王宮へは石畳の中央を王が歩き左右に家臣が歩くという。儒教の朱子学を国教として国勢を運営、518年間の長期国家を築いた。ここに入るのには秘園という韓国最大の庭園が周囲にあるが、ソウルのお年寄りたちが大勢集まっている。韓国全土は地盤が教婚岩盤で出来ているため地震がなく、高層マンション群がともかく林立している。ご多分に漏れず核家族化が進み、親たちの世代の祖父母は居場所が無く、仲間や出会いを求めて自然とこの公園へ出かけてきては交流している。しかし、ただ日向ぼっこではなく、一部では政治や宗教の青空演説会、将棋や麻雀の似たゲームをするグループある。日本人と分かると日本語で話しかけてくるお年寄りたちも多い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年05月07日 07時09分39秒
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