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幼児期はほぼ2~5歳くらいの時期を言い、次のような発育を
伴ってきます。 (1)言葉が使われることにより、言葉が体を離れて遠隔化され る。 (2)言葉を初めて使うことで得られる世界・知 (3)言葉と言葉以前との複合から得られる無意識層の形成 ・空想、怖れ、偏執 ・想像(不在の物の形象) ・エディプス的な性の始まり、怖れ、罪、良心、不安 ・遊びの発見 (1)の言葉の遠隔化とは、自分が発してる語を語として感じられ る。自分が喋っていると自覚できるということで、言葉を使うこと のスタート地点に立ったことになります。こういうときには、こん な言葉を使う、ここではこう言う、この言葉にはこんな意味があ るから、使い分ける。この発した語を自身が再び自身で聞くこと で、反省したり公開したり、聞き直してみて、言い直したりも相手 との外コミュニケーションの発達の起源になります。主に母音だ った幼児語から音節などを持つ子音を駆使し、語彙の幅が一 段と広がる時期です。 (2)言葉の世界を知ることで、さまざまな知識が取り込まれること になる。今までにはない言語を通じての知識の獲得が始まる。 (3)認識と知識の世界は広がることで、今までの心の動きと言葉 で得られ、認識されていく世界とが、言葉で表されることと同時 に表し切れない心理と認識の世界を感じる。言葉は全意識を逆 に限定していく作用としても働くことになる。イメージや心の溜ま りは、感情とつながり怒る、怒られる、恐怖、不安や良心といっ た感情が外界から入れられる。この時期から、あそびということ を学ぶ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年05月09日 23時43分25秒
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