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作家の部屋 「ダルタニウスの苦悩」

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スザンヌの「ぶろぐ… スザンヌ☆さん

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どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…
2006年05月10日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「源氏物語」が「藤壺物語」と言っても良いのは、理想の容貌
と品性を持つ光源氏が、つぎつぎに仕掛ける濃いの罠を、こと
ごとく拒否的情緒で対応するのは藤壺と空蝉の二人だ。
藤壺は父桐壺の女御、光源氏には血縁のない継母、先帝の
第四の内親王でもっとも「上層」の女性の一人だ。空蝉の設定
は家格は相応でも、受領である伊予の介の後添えで「中層」と
いえる。光源氏が主人公の間は藤壺に対する源氏の遂げ得ぬ
恋慕と、彼の子供を身ごもってしまう藤壺の罪悪感、源氏への
否定のエロスの内面を描いて藤壺中心となっている。
 しかし、光源氏が言い寄るのに巧みに退ける空は、「中層」
の象徴として時背が極限まで引き延ばす自己主張と美と、危う
い見識の運命を描いていると言える。
 作者「紫式部」が藤原道長と自分との情緒の距離と体験
はいを、ここに込めたように思われる。






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Last updated  2006年05月10日 23時16分02秒
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