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「やらせ質問」が発覚して、当面、中止となっている文部科学省のタウンミーティング。 今後も続けることに、はたして意味はあるのか?
そもそも、この「タウンミーティング」というのは、小泉前総理の肝いりで始まったもの。週末などに開催され、大臣などが出席して、一般公募の参加者との質疑応答を行ってきた。2001年6月にスタートして以来、これまでに延べ174回開催されてきて、6万8千人が参加したということです。 就任後初の所信表明演説で小泉前総理は、 「積極的な国民との対話を通じて、新しい社会、新しい未来を創造していく」 とタウンミーティングの開催を表明。閣僚にとどまらず、小泉前総理自身も6回出席。2004年のメールマガジンでは「出席者の感想をうかがうたびに、真剣に日本や世界のことを考えていることがわかり、心強く、励まされる」と意義を強調していた。 しかし、その国民との直接対話のはずが、実は質問内容を文部科学省が作成し依頼していたことが発覚したわけです。となると、タウンミーティングって一体誰のためのものだったのか、といった疑問もでてきます。 こんな本末転倒の「やらせ」タウンミーティングは、政府あるいは自民党の民意誘導の、意識作りでしかなくなんの意味もありません。形骸化してミーティングでは、やらない方がいいに決まっています。もっと、別の小集団の別形式が良さそうです。いかがですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年11月14日 22時47分18秒
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