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作家の部屋 「ダルタニウスの苦悩」

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スザンヌの「ぶろぐ… スザンヌ☆さん

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どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…
2006年12月12日
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カテゴリ:政治
日本は民主主義という西欧政治思想を委譲しつつ、自民党による一党支配政治で、 天皇制が自民党によって政治に関わるという形を取り、その国を動かし基礎としての各省庁の職員達が官僚機構を支え、行政の代行を行う。その長きに渡る維持がアジア的中央集権支配と国民による委譲という、代議員による議会制民主主義を成立させてはいるが、決して西欧に見るような対立的な二院制にはなりえない。

 思想を失った時代ではさらに与野党の混然化は拍車がかかり、根元的な政界再編と対立思想ではなく、政策の方向性を隔てる程度の政策対立に過ぎなくなる。

 この長期政権の舵取りが生み出した経済の発展と、一方では膨大な赤字財政、あるいは税金を私腹感覚に使い、平然として失政や流用を問われずに、その温床をはびこらせ、牛耳ってきた特権階層が、逆にこの国そのものを疲弊させてきてもいる。

 どこで、その体制にブレーキをかけ、どうコントロールすれば前進的な日本の政治が構築できるのか。

 大前提は「議員任せ」の政治にしておかない。「一票の投票の権利」とは、逆に言えば、それほど小さな権限だけしか我々には与えられないと言う実態と、その政治不参加にあるといえまか。こんな紙一枚の投票でのみ、議員に後は委譲しておとがめなしでは、また政治を爪の先ほども発言権や実行力を伴わない国民一人一人 あるならば、そま飼い慣らされた政治間接不参化意識こそが、まず第一にテーマとして扱われる必要がある。ダイレクトに告発し、指摘し、改善し、実行力に裏打ちされるような正統な権限ももてることが政治を変える原動力になる。NPO活動は合法的でかつ、政治主張を多面的にできる市民運動して、私たちが現在持つことができた良い突破口の鍵となりそうです。

 各市町村長が持っている行政側の市民的な組織体は自治会だ。自治会長はほぼたらい回しか地元の有志、しかも政治性のない金のある農家や順番でやらされる役員、マンションの住人たち、それに民生委員などで成り立っている。隣三軒両隣のワンブロック・コミュニティーの相互扶助が連絡網や市町村の配布物、盆踊り、子供達の為のイベントなど地域の連携を支えている。政治に国民が直接参加するルートが周囲にはなかなか見いだせない。また、告発や改革の提言も逆に世間の視線を飛び越えないとできない。という日本の庶民の非政治的な日常者習慣にある。政治は議会に、自分たちとは無縁だから、生活にあくせくする。この図式が根本として官僚特権意識と税金私的流用を生み出す温床になっている。住民との対話が、上からではなく市民から自主的に構築されてしまう政治的な土壌が作られれば、大きな渦となるに違いない。

 やらせタウンミーティングの発想こそが、従来の国民の政治意識が行政に「やらせ」た因果関係といえる。大事なのは直接性という行政の運営と、代議員制の運営そのもの。代議員は無報酬、かつ輪番制がもっとも望ましいといえます。

オンブズマン的な運営志向こそが現段階では、市民保護の活動といえるわけですから、官僚機構を解体させるには、財政の透明性を機構で構築し、さらに行政権者、執行者から完全に分離独立して市民代表のチェック機構が、交代制で監督是正、改善、意見報告を市民にマニュアルに沿って行う。

 「人は権力に求心的である」という名言がありますが、システム的にも、権力志向や税金の運用を無駄にしない制度作りが必要と言える。長きに官僚職で税金を自由に運用すれば、どんな人間でも公明・公開・公平の原則の意識は鈍化します。慣れることが逆作用しないようなシステムが、現在の社会様式では不可欠です。時代が前進すれば、自然に官僚行政などの公的機関や公務員の意識が変わるはずです。 






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Last updated  2006年12月29日 22時55分22秒
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