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作家の部屋 「ダルタニウスの苦悩」

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スザンヌの「ぶろぐ… スザンヌ☆さん

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どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…
2007年01月18日
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カテゴリ:社会
「労働組合」というと大変古くさいイメージがある。社会主義思想、あるいは共産主義思想が世界思想として時代を占めたとき、プロレタリアートという労働者階級の階層が誕生していた。また資本家という収奪者との対立関係が鮮明化、労働環境の改善を戦い取るだけではなく、資本主義社会そのものをも転覆し、「革命」して社会全体を変えてしまおうという壮大な恣意的思想に裏付けられた闘争の歴史が始まった。

 しかし、それを実行していく過程で、素晴らしい理想郷のはずが、とんでもない社会を生み出していった。そのいくつかの欠陥に、「革命官僚」を生み出し、新たな「支配と弾圧のシステムの世界」を人類史は生み出していた。スターリニズムやファシズム、また姿を変えて北朝鮮のような未だに現存する特殊国家をも作り出してしまった。これはアジアの特殊性と民族主義が社会主義と結びついて変容したものだ。このように、中央集権独裁政治を生み出してしまった。

 この負の歴史を持って日本でも労働運動は社会党や共産党などの党派を後ろ盾にプロレタリア革命前段階として組合活動を位置づけ、労働者の開放をベースに賃金闘争や職場の労働環境改善、労災対策などを行い、メーデーもには多くの労働者が参加していた。しかし、社会主義国家が崩壊していく中で労働組合運動も、そのバックの政治団体が思想の支柱を失い、崩れるように下火になっていった歴史がある。

 ただ、この新しい構造変化の時代にホワイトカラー、専門職や特殊労働者、派遣社員、パート・アルバイトなどの労働するワーカー達が主体となった保護組織を作り、既成の政治党派とは無縁の全国規模での団体作りが必要だ。国や地方自治体が一方的に決めて実施する政策にブレーキをかけるだけではなく、働く者の保護と改善を先取りで要求できるニューワーカーシステムが必要です。

 具体的なプランがなければなんの実効性もない。そこで、まず既成の企業や団体にある労働組合に共闘の輪を広げる。ただ、単独で、あるいは企業内だけの小集団ではなく、連携を深めることが大事。既存の組合が旧態依然とした組合から抜け出すか、その可能性があれば十分。また、困難なのは単独のフリーの労働者たちの参加だと思われる。無理に加入ではなく参加も退出も自由、自分たちが身に詰まされる行政の抑圧や企業、団体等の一方的に不当行為が社会問題化すれば共闘し抗議したいという気になる、そのときに組織的に機能すれば良い。専門の労働幹部などは必要ない。





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Last updated  2007年01月18日 10時21分38秒
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