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カテゴリ:政治
こんにちは、中村裕樹さん 安倍晋三です。
● いざ公務員改革 こんにちは、安倍晋三です。 一連の年金記録の問題については、政府のトップである私に、最も大きな 責任があります。この問題の解決を、私の内閣で必ずやり遂げます。 年金記録を確認するための第三者委員会が25日から始動します。領収書 などの証拠をお持ちでない方の場合でも、みなさんの立場に立って一緒に考 え、筋道が立っていれば、年金を必ずお支払いします。 責任の所在を検証するための委員会もすでに活動を始めています。今後と も、やるべきことを一つ一つ着実にやっていきます。 国会は大詰めを迎えています。 会期末が迫る中、年金関連法案など何としても成立させなければならない 重要法案がまだ残っています。 公務員制度改革も待ったなしです。 日本の公務員は、戦後日本の発展に大きく貢献してきたと思います。しか し、時代の変化の中で公務員に対する国民の認識も変わってきています。 バブル崩壊後の厳しい経済状況や、激化する国際競争の中で、民間では、 リストラの断行、年功序列から能力本位への転換など、生き残りをかけた努 力が行われてきました。にもかかわらず、公務員だけが、誰も責任を問われ ることなく、時期がくれば昇格する古い人事システムを温存してきました。 度重なる官製談合は、公務員に対する国民の信頼を大きく失墜させたと言 わざるをえません。世界の中の日本をどうつくっていくかを考えねばならな いときに、相も変わらず小さな利益にとらわれ、利益誘導を図る。いつまで、 こんなことを繰り返すのか。この体質は、根本的に改めねばなりません。 もちろん、まじめで優秀な多くの公務員がいます。志の高い公務員が、そ の実力を遺憾なく発揮できるようにしていく。こうした思いで、公務員制度 改革のための法案を今国会に提出しました。 この法律によって、各省庁による不透明な天下りあっせんはなくなります。 権限や予算と、人事との関係を完全に断ち切ることができます。OBによる 利益誘導は厳しく規制し、不正な行為には刑罰をもってのぞみます。 公務員が再就職をする場合には、各省庁から独立した官民人材交流センタ ーに一元化し、そのプロセスを透明化します。公務員のリストラを促すため には、むしろ、こうした透明なシステムが必要です。 「公務員は民間に再就職させずに、全員が定年まで働けるようにした方が いい」という意見もありますが、私には理解できません。 「行政改革を進め、筋肉質の政府をつくるべき。」これは国民の声です。 公務員であっても、いや、公務員であるからこそ、リストラから逃れるこ とはできません。公務員が増えて肥大化するのでは、本末転倒です。求めら れている能力に欠ける公務員には、やはり去ってもらわねばなりません。 官のリストラを進めていくと同時に、天下り問題を根絶していく。これが 政府案の考え方です。 この問題を先送りすることは許されません。 要は、やるか、やらないか。 前に踏み出さなければ何も変わりません。 今国会において、必ずこの改革を成し遂げます。(晋) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月23日 12時33分24秒
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