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作家の部屋 「ダルタニウスの苦悩」

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スザンヌの「ぶろぐ… スザンヌ☆さん

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どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…
2007年09月28日
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カテゴリ:政治
 テロ対策の構造と真の解決の糸口
 憎むべき卑劣なテロ対策として、アメリカはありもしない大量破壊兵器の存在を理由にイラクに戦争を仕掛けフセイン元大統領を死刑にまで追いやった。9.11のテロに対する国民の怒りを仮装敵国に向けさせるものだった。しかも、国連決議を蹂躙してまで、依然としてイラクに駐留し他国干渉を行っている。また、日本はそのお先棒を担いでテロ対策支援と称し、インド洋上での無償の給油活動を他国軍に行っている。
  そもそもテロはなぜ行われるのか。これは私たちの日常の周辺で起きている「いじめ」の構造に似ている。周囲の人間から「いじめ」にあっていた人物が、自殺を選択せずに「仕返し」に出たのと同質のものだ。その復讐の理由が宗教弾圧や民族あるいは人種弾圧などの共同幻想なのか、それとも個人的な個人幻想なのかの相違だけだ。
 9.11のテロ実行犯たちが自らの命を犠牲にしてまでもアメリカの中枢に仕返しの打撃を与えたかったのは、自分たちがアメリカの政策で痛めつけられていると実感し、その思いが極限にまで追い詰められるほどの激痛だったことが、あの大惨事の行動の引き金になっている。問題解決の糸口は、そのテロ実行犯の首謀者狩りやイラクの国をアメリカの傀儡政権造りで言うことを聞かせるような体制の体直しで解決するものではない。いままで、彼らを苦しめてきているアメリカの政策を検証し、その地域での横暴な介入に原因があるならば、自身がその行動を検証し直して改める。その大人の行動こそが解決の糸口となる。「目には目を」の理屈はまるで正当なように思えるが、弾圧していた相手が刃向かってきたので再び力でねじ伏せる強引な行為にすぎない。実は自分たちの考えや行動が相手を追い詰め、苦しめてしまった結果、テロという復讐を生み出している。この反省に立って解決の糸口を見いだしていかない限り、テロの根絶などできない。現在のような、力でねじ伏せる対応や、それへの荷担をしていては、長い年月をかけて相手に復讐心を大きく植え付けてしまう。悲劇は後生に渡ってまで残されることになる。軍事力での圧殺が絶対に間違っている根拠の核心はここにある。





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Last updated  2007年09月28日 13時17分26秒
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